Witch ((メイクさんと僕たち))

((ぷいぷ〜い)) D ページ17

『アリるん…ですかw』

大貴「うっせ！！俺だってやりたくてやるわけじゃ…」

『はいはい、わかってますって〜
仮に女装癖あったとしても、見慣れてますから安心してください(笑)』




あ、あいつは女装でもないか…工事済みだし。なんてことを言っている秋宮さん。



今の状況を説明しますと…



いたジャンで、視聴者さんからの依頼の中に
俺が藤田ニコルちゃんメイクをしたら似てると思うからやってほしいってのがあって…今からメイクをしてもらおうってところです…はい。





『まずは、カラコン入れなきゃですね
これは自分でやってください』

大貴「へーい」




女装とか乗り気ではない。
決してやりたくはない…。



でもまぁ…いつも ガヤガヤうるさい楽屋に
秋宮さんと2人きり…ってのは、悪くなかったり…ね？(笑)


一ノ瀬さん、今日は居ないみたいだし。





『今日は、一段と可愛くしちゃいましょう！』

大貴「なんでそんなノリノリ？」

『いつも、丁度いいブスとか言われてかわいそうなんで！』

大貴「おいっ！ブス言うな！！！」



結構ヘコむんだからな…。





『んー、私は好きですけどね？
有岡さんみたいなベビーフェイスってのかなー？
こー、なんてゆーか…ギュッてしたくなる感じ？』

大貴「へ…？///」





それから、メイクが終わるまでの記憶があんまりない。



ただひたすらに、秋宮さんの言葉が頭の中をグルグルしてて…





どうしたんだろ…俺。







・







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『はーい、完成っ！！』

大貴「えっ！？あ、…相変わらず早い」

『アリるん可愛いですよ♡(笑)』

大貴「そりゃあ…まぁ、、、もともと可愛いですから…」





マジでどうした俺…




秋宮さんの顔を直視できない…。






『よし、行ってらっしゃいアリるん！』




あーあ、なんか今日の俺は変ですよ。


行ってらっしゃいとか言われて、キュンッてなってんだもん…



ダメだ…変だわ。






だから、変ついでに1つ……









『ふぁっ…！？///な、なななななんですか？！急に！！！』





大貴「俺、ギュッてされるよりする派！！！！」




『あ、そ…うですか』





それだけ言って走って飛び出した楽屋。






あーもう、顔が熱い…。







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・







・







『アリるんの格好でハグされても……反応に困る』





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