黒薔薇の乙女【1】

キッカケ Rei side ページ37

力技で2人から解放されたAは、キッチンで夕食を作っている。


この機会に…彼らに質問してみようかな…。




レイ「ねー、ちょっと気になることあるから聞いてもいい？」


涼介「え？…どうぞ…」


大貴「はい…」




なんか2人とも…あたしにビビりすぎじゃない？

返答次第ではボコボコにされるとか思ってんのかな？(笑)





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レイ「2人…いや、2人だけじゃないけど。まぁ…2人が1番ヤバイから聞くけど…・・・・・何キッカケで、Aに全力アプローチするようになったの？…あたしが思うに ここまで公なアピールは、2年前くらいからだよね？」




山田くんがAに一目惚れしたのは、わりとすぐにわかったし
有岡くんもわかりやすかった。

だけど、2人は 今をときめくアイドル
そう簡単にアプローチなんてできなかったんだと思う。


最初の頃は、連絡を取り合うくらいだったみたいだし。

ただ、そこから4年近く経った頃から
急にテレビだろうがなんだろうがA大好きアピールしまくるし、家にまで来るし…とにかく包み隠すことを やめたのだ。


山田くんと有岡くんだけに限ったことじゃなくて、他のJUMPメンバーだったり、ジャニーズの他グループの人だったり、俳優さんや歌手の方など とにかくいろんな人が、ほぼ同じタイミングで 殻を破ってきた。




涼介「キッカケかぁ…」


レイ「あるんだ？」


大貴「あるある！衝撃受けたからねー」


涼介「春日さん…





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¨ Black Rose ¨って知ってる？」





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