黒薔薇の乙女【1】

いたジャン9 D side ページ35

『んー、次の何やる？』


慧「Aと一緒にやるなら何でもいいかなー」


『またテキトーな事言ってるし』




ぶっ通しで収録してたから、少し休憩中。

山田もまだメイク中だしね(笑)


相変わらず伊野尾ちゃんとAは、イチャついてる…。





大貴「……A…」


『はーい？』


大貴「うわっ！！！」




瞬間移動…？
マジびびった…。




『だーいちゃん！また泣きそう？』


大貴「誰のせいだと思ってんの！」


『だーって、寂しそうにしてる大ちゃんが子犬みたいで可愛いんだもん♡』


大貴「気づいていやってたの？！」


『いのちゃんが可愛かったのも事実ですがね…』




Aのバカバカバカ！！

俺、マジで辛かったんだからな！




大貴「へっ？！/////////…A？！」



『コロコロ表情の変わるとことか、拗ねた後にすっごく甘えてくるとことか、そーゆう大ちゃんって本当に可愛いよね♡』




ぎゅーっと俺に抱きついて、少し俺を見上げながら言う奈々。




どうしよう…ヤバイ…







可愛い。





『大ちゃんの、無邪気で可愛いところ…好きだよ//////…ひっ、人としてって意味だからね！！//////』



大貴「…////////////」




もうダメだ…。




その好きが、俺が思う好きとは違うってわかってても…それでも、泣きそうなくらい嬉しくて…




俺の心をぎゅって掴んで離さない。





大貴「もっと…もっと好きって言って？」


『もう言わない！！』




言ってくれないのは寂しいけど、その真っ赤な顔を見るだけでニヤけちゃう(笑)





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宏太「何か…見てるこっちが恥ずかしい…」


雄也「あれって、有岡くんだから許されるんだよなぁ…」


光「まぁ…圭人ならあんなことにはなってないわな」


圭人「…酷い……。」


侑李「僕ならもっと可愛いけどねー」


裕翔「ちょっと大ちゃんが羨ましい…」


慧「えー、今日は俺がキテるはずなのにー！」





レイ「おい、お前ら。忘れんなよ



あいつ、めっちゃ酔ってるぞ。」





春日さん…この際さ、酔ってるとか関係ないから！




この後、デーモン閣下メイクをした山田が出てきて
Aの意識はそっちいっちゃったけど…



それでも、さっきの ¨好き¨ は絶対に忘れない！！





『うっ…さ、さすがに…』


レイ「いや…あたしも…」






A/レイ『「ぎもぢわるい…」』





床に転がってる一升瓶3本は…忘れよう。





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