黒薔薇の乙女【1】

いたジャン6 Rei side ページ32

知念くんが目隠しで足踏みして、骨盤の歪みを調べたり
広島に、伊野尾くんの声にプチそっくりな人がいたり
それなりに一大事は解決できてると思う。


あ！あたしが酔ってるのは放っておいてね？(笑)


ただ、一大事を解決すれば
スタジオ内でまた新たに一大事が生まれたりする。


まぁ…なんだかんだと言いながらも
結局は酔い始めてるAがいつもに増して甘えっ子で可愛いのが悪いんだけど…


酔ってなきゃ絶対にやらないようなこと
すっげーしてるからね？あの子…。


今だって、山田くんにかき氷食べさせてるし…

かき氷を頭が痛くならずに食べる方法…って投稿らしいんだけど…。


有岡くんの顔がさ…すっごい不機嫌で辛そうなわけ…。


んで、意外や意外に伊野尾くんがメラメラ見えたり…




レイ「…大変だねぇ……。」





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『卒業ソングの一大時…ねぇ…』


宏太「あ、A歌う？」


『却下！！！』


涼介「そういえば、Aの歌声とか聴いたことない！」


レイ「山田くんそれ地雷な」


涼介「え？」



『歌はダメ！事務所NGだもーん(笑)涼ちゃんよりやっぱり大ちゃんがいいなぁ〜♡』


大貴「A〜♡」


レイ「ほーら、地雷だった」




山田くんから離れて有岡くんにひっつくA。

さっきとは逆で、今度は 山田くんが不機嫌になる番。


でもさ、歌声聴いたことない！は、地雷だったよ…


何も知らないんだから仕方ないけど



歌っちゃったらバレちゃうからね、いろいろと。





きっと知らない人は居ないんだろうから…





神の声と呼ばれるこの声を





知らない人は居ないんだろうから。





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