黒薔薇の乙女【1】

いたジャン2 ページ28

空港で捕まって、あれよあれよといたジャンの収録スタジオに連れてこられて…。

あぁ。イギリスに戻りたい。


だいたいさぁ…何？秋宮Aの一大事って！




「依頼内容なんですけど、この前のハイカロパロケの時に、秋宮さん大量にお酒飲まれてたじゃないですか？あれを見て、秋宮さんの限界を知りたいという依頼を頂きました。」





・





・





・





『は？』


レイ「えーと、つまりは Aに酔っ払うまで酒を飲ませる企画ってこと？」


『いやいやいやいや、そんなんテレビ的にNGでしょ！』


「許可は取ってあります」


『誰に？！』


「プロデューサーと・・・・・・・・・・・・秋宮さんの事務所の社長に」

『はい、あいつしばく。』




あのクソ社長バカだ。




「Aちゃん酔っ払ったら鬼可愛いからファンふえちゃうかも♡・・・と言っていました」


レイ「うわー…あいつうぜーww」


「とりあえず、秋宮さんの好きな日本酒たくさん用意したんで、適当に収録楽しみながら飲んでください」


『・・・・・・・・・・・・・・・ここのスタッフさんってバカなの？』


涼介「A〜それ、今更だから(笑)」




涼ちゃん…何でそんなに笑顔なの？


いや、涼ちゃんだけじゃない。



JUMP皆んながやたらと笑顔だ。




レイ「きゃー、やだねー(笑)皆んなしてさぁ〜！酔ったAかぁ、ワクワクドキドキ♡みたいな顔してる〜」




『出演者もバカだったか。』




こんな番組あっていいんですか？


いいわけないよね？





レイ「あたしも飲んでいいんだよね？」


「どうぞ」


『あんたは、何で乗り気なんだよ！！』


レイ「ただ酒さいこー♡」




『こいつもバカだったか。』




まぁ、結局のところ拒否権はないわけで…






思う存分飲んでやる！そして絶対に酔わない！


そう誓ったわけです。





.

いたジャン3→←《ちょっと早めの新年挨拶？w》

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す