弟たちが知らないヌナ２ ページ34
『この子が脱退しちゃうの
それを今この子が連絡くれたの』
歌って踊る推しちゃんを指してたところに丁度良く映った旧友も紹介すると何故か驚いているジョングクとホソク
「Aヌナって日本のアイドルと繋がってるんですか？！」
『ヌナは日本でも研修生してたんだよ？
この子は同期で友達、こっち来てからもたまに近況報告してるの』
「あ、じゃあ前に日本に行ったときに会ってた友達ってこの人なんです？」
『そうそう！この子とあと他の同期と集まったの
またみんなに会いたいなぁ…』
推しちゃんは研修期間が少ししか被っていないせいでちょっとしかしゃべったことないんだよね〜
あんなにちっちゃくて赤ちゃんみたいだったのに自分で卒業を決めちゃうくらいのお姉さんになったんだね
「…ずるい」
わたしが思い出に浸っていると明らかに拗ねている声が聞こえてくる
隣を見るとそれはもう拗ねまくって唇尖らせているマンネ
『ジョングガ？どうしたの？』
「僕も日本でアイドルしてるヌナ見たかった！」
「オレも〜！ヌナもこの子達みたいな衣装着てやってたんでしょ？」
ホソクまで楽しそうにからかってくる
衣装は先輩方のを借りて公演をしていたから女子感満載で今のわたしの衣装とは全く違う
そもそもコンセプトが違うし、まだ全然へたくそだったから絶対見せたくない
『絶対イヤ』
なんで！いいじゃん！と騒ぐ2人をなだめていると他のメンバー達が集まってくる
もっと遅く来てよかったのに…
「レプモニヒョン！ヌナが日本にいた時の動画とか知りませんか？！」
「ん？何の話…？」
ジョングクに突然そう言われ話が見えず戸惑うナムジュンとは対照的に、Aが日本にいたときって？と興味津々に聞いてくるジン
ホソクが簡単に説明するとニタニタしながらこちらを向く弟たち
うわ、完全に面白がってる…
『いや、そもそもヌナも持ってないし』
「それってこれじゃん？」
声をした方を見ればニタニタ少年団に参加していなかったユンギがスマホをこちらに向ける
そこに映るのはキラキラした派手な衣装を着て髪をサイドで結びステージに立つわたし
『な？！なんでユンギヤが見れてるの？！』
「睦月Aで検索しました」
くっ…デジタルタトゥー……
よくやった！とみんなユンギの周りに集まって小さな画面を覗きこむ
「ヤー！自分ので見ろよ！」
埋もれるユンギに文句を言われ、あそっかとすぐに各自スマホを取り出す
コントかな？
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 821人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
a t(プロフ) - 名無し18750号さん» ありがとうございます！リクエスト内容にもよりますが受け付けてます😌 (2023年3月14日 20時) (
レス) id: 5c78a66898 (このIDを非表示/違反報告)
名無し18750号(プロフ) - リクエスト大丈夫ですか (2023年3月14日 18時) (レス) id: 6794d7e2b8 (このIDを非表示/違反報告)
a t(プロフ) - 花さん» ありがとございます！更新遅いですがよろしくお願いします🙇♀️ (2022年11月20日 12時) (レス) id: 5c78a66898 (このIDを非表示/違反報告)
花(プロフ) - かわいくて大好きです…！更新楽しみにしてます🥹 (2022年11月17日 23時) (レス) @page39 id: 42bf51fb6a (このIDを非表示/違反報告)
a t(プロフ) - Aさん» ありがとうございます！嬉しいです！気まぐれ更新ですがお付き合いください🥺 (2022年5月20日 23時) (レス) id: 6e23c512ba (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：a t | 作成日時：2022年4月29日 9時
