【エイリア学園】名門女子校に通う私がなぜかスカウトされました。 (ページ14)

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十三ページ14

ガゼルに指定された場所に着いた。

貴「誰もいないね。」

皆も誰もいないフィールドを見て、「言った本人が来てないのかよ」とかなんとか言ってる。

またざわめき始めた時、光とともにガゼルが現れた。

ガゼルは私のことを見ると、睨みつけ、顔であっちに来い、と指示した。

私は頷いて、こっそり抜け出した。

そうだ、ちょうどいいから私の任務なにかきこーっと。

言われた場所へ来るとバーンとグランがいた。

グ「久しぶりだね、フウマ」

私はうん、とだけ答えて背を向ける。

しばらく気まずい雰囲気が続き、ガゼルが来た。

ガ「フウマ。お前は試合に出るな。こっちのチームで試合に出ろ。」

貴「へ？」

思わず変な声が出てしまった。

貴「ダメだよ。そんなことしたら、私、あそこにいられなくなっちゃう。」

ガ「それが狙いだ。今すぐこのユニホームに着替えろ。」

そう言い、ダイヤモンドダストのユニホームを投げた。

なにもできない私は、ただうなづいた。