【エイリア学園】名門女子校に通う私がなぜかスカウトされました。 (ページ2)

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貴「疲れたー。やっぱ遥先輩には勝てないです。」

遥「そう？でもいつAに負けるかわかんないから、必死なんだよ(笑)」

部活が終わり、帰り道が同じの遥(ハル)先輩と帰っていた。

遥先輩は今の陸上部の部長で、私の指導係としてもお世話になっている。

遥先輩と別れ、真ん前にある我が家へと帰って行った。

貴「ただいま～」

靴を脱いでいるとリビングから母が出てきた。

母「おかえり。もう茶道の先生来てるわよ。早く着替えてきちゃいなさい。」

貴「うん、分かった。」

階段を上がり、自分の部屋へ行く。

ハンガーにかかっている茶道用の着物を取り出した。

いつも着ているのですぐに終わった。

また階段を下り、茶道室へ入ると先生が正座をして待っていた。

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母「ありがとうございました。」

先「いえ、ではまた来週。」

母はリビングから出てくると、いつものように先生にお礼を言い、「ご飯食べましょ」と言った。

私と母の2人でご飯を食べている。

父が一緒にご飯を食べるのはお正月だけ。

ピーンポーン

母「お食事中なのに、誰かしら。」

母は少し嫌な顔をして、玄関へ向かった。

ガチャとドアを開ける音がして、すぐに話している声が聞こえた。

私は1人、ご飯を食べ進めていると、母が来て、

母「A。お客さんが来てるわよ。」

私は誰だろう、と思いながら玄関へと向かった。

私が向かった先には、私の知らない、3人の少年が立っていた。