すきだ３ (ページ8)

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貴方 side

ｶﾞﾁｬ

真ちゃんが帰ってきた

私は走って真ちゃんのところへ向かう

勢いよく抱きつく

真｢うお｣

『おかえり』

真｢ただいま｣

『会見みたよ。嬉しかった。

でも私のこと言ってもよかったの？』

真ちゃんは私のあ頭を撫でながら

真｢いずれは俺は結婚したいと思ってる

だからどっちにしろ伝えなあかんから

ちょうどいい機会やとおもってん。｣

『そうなんだ』

真｢ううん。

逆に俺が勝手に言ってしもてごめん｣

『ううん大丈夫だよ。

でも私の事を言ってしまうとファンは減るしアンチも増えるよ？

ずっと黙っててもわからないんじゃ』

真｢それも思った。

けど、そうするとファンのみんなが傷ついてしまう

ファン減ってもアンチ増えてもAの事を隠したくなかった｣

『そうなんだ。

真ちゃん大好き』

真｢俺は愛してるから。

一生かけてAを幸せにする｣

『ほんとに…ありがとうっ…。、真ちゃん』ｸﾞｽ

真｢も～、泣かんでよ笑｣

『だってぇ～…』

真ちゃんは私の事をぎゅっと強く抱いた

私はこんなにも想ってくれている人を

自ら手放そうとしていただなんて

この時、手を離さなくてよかった

貴方【秀太。はなしたいことがあるの】

秀太【わかった。】

きちんと、秀太にも気持ちを伝えなきゃ。

.

.

秀太 side

Aからメッセージが届いた

話ってのはおそらく告白の返事だろう

結果は分かりきっている

俺に勝ち目は無いことは途中で気がついていた

分かっている

わかっているからこそ、聞きたくない

だけどAは前に進もうとしている

『俺も進まなきゃな…』