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真司郎 side
秀「奪えるものなら奪いたいですね」
…びっくりした。
まさか秀太がこんなこと言うなんて思っても無かった。
「では、與さん。今は誰とも付き合っていないのでしょうか?」
『俺は…』
ここで真実を言ってしまえば
いつも支えてくれている大切なファンを傷つける
だけど
それ以上に大切な人がいる
『俺には彼女がいます。大切な、大切な人なんです。
いつも俺の事を傍で支えてくれています。
大切な人なので、ここでは嘘を付いて傷付けたくありません。
いつも応援してくれているファンの皆さんを裏切ってしまう形になってしまってすみません。
でも、俺は彼女を愛しています。
幸せにしたいです。
なので応援してくれると嬉しいと思っています』
.
.
スタッフ「ではこれで取材を終了とさせていただきます」
「『失礼します。』」
.
秀太と二人で廊下を歩く
なんで秀太はあんなこと言ったんかな
疑問に思っていたら
秀「俺が諦めたと思ってた?」
『…思ってた』
秀「わりぃ。まだ諦めきれてない。
告白の返事を聞いたら諦めるよ。」
『そっか』
Aはこの会見見てくれてるかな
早く
早くAに会いたい。
今すぐに抱きしめたい。
.
.
貴方 side
『真ちゃん…』
まさか言ってくれるなんて思ってなかった
でも、真ちゃんファンのみんなが私の事をよく思わないよね
AAAの
絶対にファンが減るだろうし
アンチも増えると思う
なのに、宣言してくれたことがとても嬉しかった
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梨沙(プロフ) - こんにちはイチゴですこの小説大好きです (2018年10月18日 15時) (レス) id: f342db047a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:コーヒーオレオ | 作成日時:2018年2月12日 1時