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秀太 side
ピーンポーン
Aかな
『ほーい』
貴方「やっほ。おじゃまします」
『どーぞ。適当に座ってて』
飲み物を出そうと用意していると視線を感じる
『なーに。』
貴方「な、なにも」
動揺しすぎだろ笑
そして少しの沈黙のあと、俺から問いかけた
『…。なにか言いたい事があるんだっけ?』
貴方「えっと…。告白の返事をしに来ました」
あぁ、それか。
Aの目は決心をした目だった
もう、Aの中で答えは変わらない。
そう確信した。これで、俺の気持ちにも片がつく。
するとAは重たい口を少しずつ開いて話し出した
貴方「私、ずっと真ちゃんの事がまだ好きなんだと思ってた。だけど、それは自分の後ろめたさで。真ちゃんを理由にしていただけだって気づいたの。何をしていても秀太の事を考えちゃってて、美味しそうなお店を見つけたら秀太好きかな、とか、寝る前に思い出すのも秀太で。それぐらい私の中は秀太でいっぱいなの。だから…。
私は秀太の事が好きです。付き合っt... 『待って。俺に言わせて?』」
俺から気持ちを伝えたんだ。
ここは俺が言う番だ。伝えるべきだ。
『俺はお前がすきだ。ずっとずっと昔から、お前が記憶を失くす前からすきだった。
俺と
.
.
.
_________付き合ってもらえませんか?』
貴方「お願いします…!」
よかった。
こんな風にAが俺のことを想ってくれていたなんて思ってもみなかった。
絶対に振り向かせてみせる_____。
そんなことを言っていたけれど、実際は不安だらけだった。
自信なんてほとんどなかった。
貴方「もう遅いかと思ってた」
そんな事を言うAに
少し呆れながらも
『そう簡単に諦めきれるわけねーじゃん』
貴方「ありっ…がとう…!」
泣きながら言うAを愛おしく思いながら
頭を撫でた
貴方「…//」
俺の行動に対して頬を赤らめるAに意地悪をしたくなって
耳元で
『俺に振り向いてくれてありがとう。大好きだよ』
と、囁いた。
すると
貴方「私も…だいすき」
なんて思ってもみなかった返答が来てしまって
『…//』
絶対に幸せにしてみせる。
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梨沙(プロフ) - こんにちはイチゴですこの小説大好きです (2018年10月18日 15時) (レス) id: f342db047a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:コーヒーオレオ | 作成日時:2018年2月12日 1時