すきだ３ (ページ43)

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貴方 side

A今どこにいる?

秀太家だけど。何かあった?

A今から会えないかな

秀太いいよ。どこに行けばいい?

A秀太の家に行くね

秀太了解

私はできるだけ急いで秀太のもとへ向かった

…着いた。

インターホンを鳴らす前に深呼吸をする

『…よし。』

ﾋﾟｰﾝﾎﾟｰﾝ

秀｢ほーい｣

『やっほ。おじゃまします』

秀｢どーぞ。適当に座ってて｣

そう言われて、ソファに腰掛けた

秀太は飲み物を準備してくれている

その姿さえ様になっていてつい、見とれてしまっていた

秀｢なーに。｣

ﾄﾞｷｯ

『な、なにも』

秀｢そっ。はいどーぞ｣

『あ、ありがと』

ｼｰﾝ

この沈黙が余計に緊張を高める

秀｢…。なにか言いたい事があるんだっけ？｣

『えっと…。告白の返事をしに来ました』

そう言うと、秀太は私と向かい合うように座り直してくれた。

『私、ずっと真ちゃんの事がまだ好きなんだと思ってた。だけど、それは自分の後ろめたさで。真ちゃんを理由にしていただけだって気づいたの。何をしていても秀太の事を考えちゃってて、美味しそうなお店を見つけたら秀太好きかな、とか、寝る前に思い出すのも秀太で。それぐらい私の中は秀太でいっぱいなの。だから…。

私は秀太の事が好きです。付き合っt... 秀太｢待って。俺に言わせて？｣』

秀太｢俺はお前がすきだ。ずっとずっと昔から、お前が記憶を失くす前からすきだった。

俺と

.

.

.

＿＿＿＿＿＿＿＿＿付き合ってもらえませんか？｣

『お願いします…！』

よかった…。

『もう遅いかと思ってた』

秀太｢んなわけねーだろ。俺はいつでも待ってるって言ったろ？中学の頃からすきだったんだからこうやって再会できて記憶も戻ったってのに、そう簡単に諦めきれるわけねーじゃん。｣

『ありっ…が、とう…！』

秀太｢泣くなよ～笑｣

ﾎﾟﾝﾎﾟﾝ

泣いてる時に頭ポンポンはダメだって

『…//』

秀太｢俺に振り向いてくれてありがとう。大好きだよ｣

『私も…だいすき』

秀太｢…//｣

この時秀太が照れてたなんて知る由もない