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真司郎 side
朝、mayukoと会うことになった
待ち合わせ場所であるカフェへ遅れてやってきたmayuko
mayuko「やっほー。で、話って?」
『お願い。俺にはほんまにもう関わらんといて。何回も言うようやけど俺にはAだけやねん。』
mayuko「Aさんがどうなってもいいの?」
『…は?』
mayuko「私のお父さんって大きい会社なんだけど〜。あの子ってブライダルパティシエでしょ?」
『なんで知ってんの?』
mayuko「だって私のとこの小さな会社だもん笑」
『何が言いたいん』
mayuko「簡単にその会社潰すことだって難しくないんだよ??」
ふふと笑うmayukoは不気味だ。
mayuko「だーかーら。私と付き合わない?あの子を守りたいなら簡単だと思うけど?」
『付き合ったら、Aにはもう手出しせーへんの?』
mayuko「まあ、そういうことね。なんなら出世させてあげる。」
Aからブライダルパティシエは小さな頃からの夢だったと聞いていた
Aの夢がせっかく叶ったところやのに
俺のせいでその夢が潰されるなんて、
Aの笑顔が消えるなんて俺には考えられへん。
『わかった』
mayuko「ふふ。契約成立ね。この事は口外しないこと。いいわね?」
『…わかった』
mayuko「今すぐ別れてきて。」
『今すぐ?もう少し時間をちょうだい。』
mayuko「じゃあ、明日会見あるでしょ?そこで私との交際を認めてよ。
会見の時はまだあの子と付き合っててもいいけど、その後きちんと別れて私と付き合って。」
『…わかった』
Aと別れるなんて絶対に嫌。
やけど、Aの夢が壊されてAの笑顔が消えてしまう方がもっと嫌
だから俺は別れることを選んだ。
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梨沙(プロフ) - こんにちはイチゴですこの小説大好きです (2018年10月18日 15時) (レス) id: f342db047a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:コーヒーオレオ | 作成日時:2018年2月12日 1時