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秀太 side







今日は新しいアルバムを出させて貰えることになったからレコをしていた







最近は夜遅くまで仕事をしている







打ち合わせが特に多くて。








今日も夜遅くまでやっていた。









帰り道歩いていると








公園で泣いている女の人がいた








最初は気味が悪くて幽霊かと思った









でも俺はそういうのに好奇心旺盛な方だ









だから少し近寄ってよく見てみると









Aだった









『なにしてんのA』









貴方「へ?」









貴方「しゅ、た…」









そう言って抱きついてきたA








こんな時間に1人でこんな所で泣いているなんて









なにかあったんだろうと思った








まあ多分真司郎の事なんだろうけど









貴方「やっぱり、私じゃだめみたい…」









『そっか。気が済むまで泣きな。』







そう言うとAはひたすら泣き続けた。









俺なら、Aを泣かせたりしないのに。









真司郎、悪いけどAは俺がもらうよ。









ひと通り泣き終わったAは目が腫れていて









貴方「ごめんね、」









『気にすんな。何があったかいえるか?』









貴方「うん…。」









.









『は、なんだよそれ。』









貴方「これってもうお前は用無しだって言われているようなものだよね。」









『真司郎は何考えてんだろな。』









貴方「ほんとにね。あれだけ一緒にいてもわかんないや」









『そうだな…。』







こんな時に何も言ってやれないのが辛い。









俺的には別れて欲しい。







だけど、Aは真司郎が好きだからあまりこういう事は言いたくない。









貴方「さて、帰りますか」









『あの家に帰んの?』








貴方「いや〜、流石に気まずいからホテルでも探そうかと思って」









『今の時間からじゃ厳しくね?』









貴方「ん〜。じゃあネカフェかな。」









『宇野に連絡してみるか?』









貴方「実彩子ちゃんは確か次の日早いって言ってたんだよね」









『なら、俺んちくるか?』









貴方「悪いよ」








『気にすんな。今更だろ笑』








貴方「ええ、ほんとに大丈夫だよ?」









『だーめ。俺がイイって言ってんだからおいで。』









貴方「じゃあ、お言葉に甘えて。ありがとう」








『おう。』

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設定タグ:AAA , 與真司郎 , 末吉秀太   
作品ジャンル:恋愛
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梨沙(プロフ) - こんにちはイチゴですこの小説大好きです (2018年10月18日 15時) (レス) id: f342db047a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:コーヒーオレオ | 作成日時:2018年2月12日 1時

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