すきだ３ (ページ11)

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貴方 side

『ねえ真ちゃん』

真｢どしたん？｣

『これ。』

真｢手紙？｣

『昨日書いてたの』

真｢今読んでもいい？｣

『恥ずかしいけどいいよ笑』

.

.

手紙を読み終えると真ちゃんは

真｢結婚式前に泣かせんとって｣(ｸﾞｽ

まさか泣くなんてね笑

でも今までの事を自分なりに書いたつもりだったから泣いてくれて嬉しかった

真｢ほんまに、俺をここまで支えてくれてありがとう。

俺との結婚を受け入れてくれてありがとう。

今までここまで来るみちのりにたくさんの試練があった。

辛いこともたくさんあった中、俺を選んでくれてよかった。

俺も手を離さんくてよかった。

これからも俺の事を一番近くで支えてください。｣

目頭が熱くなって

目にはたくさんの涙を浮かべて

『こちらこそありがとう。

一番近くで真司郎を支えさせてください。』

真ちゃんは私の頬をそっと包むように振れて

キスをした

何度も何度も

｢お時間です｣

見られてた、。笑

真ちゃんも同じことを思ったのか

二人して耳を赤くして

おでこをコツンと当てて

真｢じゃあ行くな｣

『うん！』

真｢最高の日にするで。またあとで｣

『あとでね』

.

.

『新婦の入場です』

お父さんと腕を組んで入場する

歩く先には真ちゃんが微笑んで待っている

ゆっくりと1歩ずつ真ちゃんのところへ向かう

真ちゃんの待つそこへ。

｢貴方はいかなる時もこの人を愛することを誓いますか？｣

真｢誓います｣

そう真っ直ぐな目で答える真ちゃん

｢貴方はいかなる時もこの人を愛することを誓いますか？｣

『はい、誓います』

｢それでは誓のキスを。｣

私の付けているベールを真ちゃんが外して

目を閉じる

すると

私にしか聞こえないような声で

真｢大好きやで、これからもずっと｣

そしてキスをした

指輪交換もして

たくさんの人に祝ってもらいながら私達の結婚式は幕を閉じた