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095-真司郎ver.- ページ1

貴方 side








今日もやっぱり遅くなってしまった








急ぎ足で家に帰ろうとすると









信号がチカチカしている









走って渡ろうとする









ヒールの高い靴を履いていたから転けそうになり









スピードを落とした









あーあ。信号渡れなかったな









まあいいか








でもここの信号長いんだよね









.









家に着いた







入る前に深呼吸をする









『ふぅ。いくぞ。』









ガチャ









『ただいま』






帰ってくるなり早々に









走ってきて私をキツく抱きしめた真司郎









真「ほんまにごめん。








傷つけてごめん。俺、ほんまにAしかおらへんねん。






mayukoと抱き合ってたやつは






mayukoは酔っ払っててめんどくさくてテキトーに流しててん。







誤解を解こうともせずに理解してもらおうなんて






俺の考えが甘かった。






あの日、家に帰らんかった時





信じてもらえへんかもしれへんけど






ほんまに記憶が無くて。









キスだってA以外となんて絶対せーへん。









絶対に証明してみせる。俺にはAだけやってことを。






お願い。俺から離れんといて。」








実彩子ちゃんに言われた通り






まず、相手の話を冷静に最後まで聞いた







昨日どうして途中で口を挟んで最後まで話を聞かなかったんだろう









『私の方こそごめんね。』









私も真司郎の背中に腕をまわす









『真ちゃんの話を最後まで聞かなくてごめんね。






言いたいことばっかり言って






聞く耳を持たないでごめんね。







確かにあの日の夜の事とても悲しかったよ






浮気されたんだ って思った







だけど、私も同じようなことをしたんだよね







真ちゃんがいるのに秀太と二人で出かけて、手も繋いじゃって。






本当にごめんね』







目に涙を浮かべながら話す私








すると真ちゃんは泣いていた







真「俺は絶対Aの事離さへんから。







愛してるで。」








涙ながらに話す真ちゃんをみて







私はなんて愚かだったんだろうと







真ちゃんはこんなにもまっすぐ







気持ちを伝えてくれていたのに









『私も真ちゃんの事をもう離さないよ。






絶対に。』









無事に仲直りをする事はできた








だけどまだやる事は残っている







mayukoさんをどうするかだ。

096→



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設定タグ:AAA , 與真司郎 , 末吉秀太   
作品ジャンル:恋愛
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梨沙(プロフ) - こんにちはイチゴですこの小説大好きです (2018年10月18日 15時) (レス) id: f342db047a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:コーヒーオレオ | 作成日時:2018年2月12日 1時

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