↑６４話↓ ページ26
→Aside←
そりゃあ、嫌な気持ちにもなるよな、本人が良いって言っているのに、他の人が言ってたからって否定するなんて…あたし、恭弥の気持ち全然考えてなかった…。
A「ごめん！あたし、分かってなかった…恭弥が良いよって言ってくれたのに否定ばっかりして…嫌な気持ちにさせてしまった…本当に、ごめん。」
あたしは自分が悪いことが分かっているので恭弥に頭を下げて謝る。
雲雀「…別に、そこまでしろなんて言ってないでしょ。…そんなことしてる暇があったら僕の分のお弁当も作って。分かっていると思うけど、拒否なんてしたら許さないから。」
A「うっ…分かった、けど、期待はしないでくれよ…？普段から洋食とかなら誰かのために作ったことはあっても、和食は作ったことがないんだ…だから、正直味に自信はない…それでも、食べてくれるか…？」
雲雀「うん、ありがたくいただくよ。」
そう言って自信なさげに言って、恭弥を見上げるといつの間にか機嫌が直ったのか優しい笑顔で応えてくれた。
…まさかそんなに喜んでくれるとは思わなかった…これはもう頑張って作るしかないじゃんか…。
A「た、食べきれなかったり、美味しくなかったら無理して食べなくてもいいからな！その時は食材には悪いけど、残してくれていいから…。」
雲雀「…ほんと馬鹿だね、僕がなんでそこまでしてAに作ってもらいたいかなんて分からないんだろうね…。((ﾎﾞｿｯ」
A「？恭弥…？」
雲雀「なんでもないよ、ほら、早く作らないと遅刻するよ、遅刻したら咬み殺すからね。」
A「直ちに作らせていただきますっ！；；」
そう言うと恭弥はクスリと静かに笑って台所から出て行ったのだった。
…急にいつもの恭弥に戻ったな…；
でもよかった…このまま恭弥が怒ったままならどうしようかと思った…。
…でも、あんなに静かに怒ることもできるんだな…恭弥は怒ったらすぐに「咬み殺す」なんて言って殴りかかってくると思っていたからこうやってちゃんと話して解決できるなんて思ってなかったなぁ…。
っと、ほんとに早く作らないと遅刻してしまうな…！
お弁当お弁当っと…。
―――――
A「これでよし…と！…できたー！」
思っていたよりは上手くできた、かな？
形の悪いものは自分の方に入れたし、見た目は大丈夫…だけど、問題は味だよなぁ…。
味見はしたから大丈夫だと思うけど…。
…考えてもしょうがないな、早く恭弥に渡してしまおう…！
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黒ウサギ＠リボーン再燃焼☆(プロフ) - 大福さん» 閲覧やコメントありがとうございます！一番好きだなんてとても嬉しいです！とても励みになります！これからも頑張らせていただきますのでよろしくお願いします！(*´∀`)/ (2017年4月7日 9時) (
レス) id: 64106614c5 (このIDを非表示/違反報告)
大福 - めっちゃ良いところやん!！この小説一番好きです!！これからも頑張ってください!!(^^) (2017年4月7日 2時) (レス) id: a4cb61a9a8 (このIDを非表示/違反報告)
黒ウサギ＠リボーン再燃焼☆(プロフ) - 悠さん» 閲覧やコメントありがとうございます！喜んでいただけて光栄です！そう言っていただけると励みになります！これからも頑張りますのでよろしくお願いします！o(*ﾟ▽ﾟ*)o (2017年4月3日 20時) (レス) id: 64106614c5 (このIDを非表示/違反報告)
悠 - とっても面白いです！！これからも頑張って下さい！ (2017年4月3日 20時) (レス) id: 49ea3e4c7f (このIDを非表示/違反報告)
黒ウサギ＠リボーン再燃焼☆(プロフ) - 闇の道化師さん» 閲覧やコメントありがとうございます！楽しんでもらえて私も嬉しいです！応援、励みになります！これからも頑張りますのでよかったらまた見て下さいね！(^o^)／ (2017年4月3日 13時) (レス) id: 017ad6c40f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒ウサギ＠リボーン再燃焼☆ | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/kurousagi/
作成日時：2015年9月12日 12時
