16人のマネージャー2

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吉野side

向かい合って横になる
Aは眠くなってきたのか瞬きが多い

吉野「目線同じだとなんか変な感じ笑」

A「そうですね、」

吉野「眠くなった？」

A「ん、あったかくて」

吉野「かわいい、おやすみA」

A「おやすみ、なさい」

すぐに規則正しい寝息が聞こえてくる

色白の肌、下ろした黒髪、長いまつ毛、自然な唇の色

いつまでも見ていられる

あ、笑った
いい夢見てるかな、俺のことだったらいいな

おやすみ、もう一回呟いておでこにキス

また明日かわいいAが見れますように


Aside

7時、良く眠れた

眠りがよかったのか自然と目が覚めて

目の前には綺麗な寝顔

よし、朝ごはん作ろう

起こさないようにベッドから出てちゃんと布団かけなおす

顔洗ってキッチンへ

ご飯を炊いて、簡単なおかず作って

7時半
今日は10時から事務所でミーティング

9時には出たいからそろそろ起こそう

A「吉野さん、朝です、起きてください」

吉野「んー」

A「朝ごはん食べちゃいますよ」

吉野「…作ってくれたの」

A「泊まらせてもらったお礼です」

吉野「さっき俺のことなんて呼んだ？」

A「？」

吉野「北人って呼んでって言ったでしょ」

A「わ、無意識でした、笑 北人くん、起きましょ？」

吉野「うん起きる」

起き上がって…？

なんで私も座ってるの、笑

A「ご飯冷めちゃう」

吉野「おはようのキス」

A「しません」

吉野「おやすみのキスもできなかったのに」

A「恋人じゃないんですから笑」

吉野「恋人ならするの？」

A「…どうでしょう、相手に合わせます」

吉野「前の彼氏は？」

A「前の彼氏…んー、そんなこと忘れちゃいました笑」

うそ

A「ほら、ご飯食べましょ、顔洗ってきてください」

吉野「はーい」



吉野・A「いただきまーす」

吉野「美味い！」

A「よかったです！」

いつも食べるの遅いのにかけこむように食べてくれて嬉しくなる

A「喉つまらせないでくださいね」

吉野「ほんとに毎日でも作って欲しい」

A「またいつでも笑」

吉野「ここに住む？」

A「遠慮しておきます笑」

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