16人のマネージャー2

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川村side

公演は大成功でツアーは終わり

寂しい気もするけど、今回のツアーはすごく成長できたと思う

最後の曲の時はちょっと泣きそうになったけど

今はホテル帰ってきてこれから打ち上げ

川村「A〜」

A「はい！」

川村「打ち上げ楽しみやね」

A「美味しいものたくさん食べたいです！」

会場に向かう途中ワクワクした様子で目を輝かせてるA

かわいいな

川村「どこに気合入れてんの笑」

A「そんなこと言ってるとかずまさんの分も食べちゃいますよ」

川村「じゃあ勝負やな」

A「望むところですよっ」

これで打ち上げ中は俺のところにいる、と

ホテルの宴会場にはスタッフさんが集まり始めてる

さすが、HIROさんの御用達
ビュッフェには美味そうなものしか並んでいない

A「かずまさん、かずまさんっ！行きますよ、ほら！」

川村「わかったって笑 そんな急がんでもなくならんよ笑」

A「1番に食べたいじゃないですかー！」

川村「はいはい笑 あっまこと！席取っといて、俺とAの分も！」

長谷川「はーい」

Aに腕を引っ張られて列に並ぶ

A「全種類制覇したいですねー！」

川村「すごい量やで？笑」

A「…いけます」

川村「俺と皿共有する？笑」

A「かずまさんは神様ですか、川村様」

川村「ふは、なんやねんそれ笑」

真面目な顔で言うんやで笑
神様じゃなくて、彼氏ですって言いたいな

A「ローストビーフ…！」

川村「豪華やなー」

A「ちょっと多めにもらいましょ」

川村「全員分なんです笑」

A「はーい」

2人して山盛りのお皿持ってまことが取っておいてくれた席へ
すれ違うスタッフさんがちょっとびっくりした顔してたけどるんるんのAのためだったらなんでもできちゃう単純な俺

A「お酒飲みますか？」

川村「うん、取り行こうか」

バーで自分の好きな酒が作ってもらえるらしい

川村「レモンサワーで」

A「おなじみのですね」

川村「うん笑 Aは？」

A「…カシオレで」

川村「レモンサワーやないんかいっ笑」

A「炭酸お腹溜まっちゃう」

川村「せやな、じゃあそれでお願いします」

Aと話してるとたまーに敬語抜けるんよ
それが結構嬉しい
そのまま敬語外してもいいのになーって思ったり

カシオレを作ってもらってるバーテンダーの手を見ながらニコニコしてるA

ほんまにかわいい

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