16人のマネージャー

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ご飯食べたあとソファに並んで座る

言いづらそうにしていた彼は少しの沈黙の後
口を開いた。

加藤「海外転勤が決まった。」

A「え…？」

加藤「1年間シンガポールにある支社で勤めることになった。」

A「離れ離れになっちゃうの…か」

加藤「連れて行きたいと思ったんだけどさ、A仕事頑張ってるし、応援したい。だからAも応援してくれる？」

A「…うん。翔が決めたことだから応援する。」

加藤「ありがとう。あまり帰ってこれないと思うけど連絡は毎日するから。」

A「うん。お互い頑張ろうね。出発はいつ？」

加藤「来週」

A「そか、急いで準備、しないとね！」

一緒に過ごせるのはあと1週間。

私はこの時翔を送り出したことを後悔することになる

次の日

コンコン

A「おはようございます！今日の予定です！午前は今度あるライブのリハーサル、午後はボーカルはボイトレ、パフォーマーはトレーニングです。」

陸「りょーかい！ねえ、今日夜空いてる？」

A「？ 空いてます！何かご用でしたか？」

陸「みんなで飲み行くからAも来てね？強制」

A「あ、はい！わかりました！楽しみにしてますね！」

仕事上の飲み会は今までもあったから行くけど笑
強制って笑

夜

力矢「かんぱーい！」

RMPG「かんぱーい！」

岩谷「乾杯A」

A「ありがとうございます！」

今日の隣は岩谷さんと神谷さん

神谷「ふふっ 今日のジャンケン強くて良かった〜！」

A「ジャンケン？」

岩谷「健太さんそれ内緒のやつっす！A気にしないでね」

翔吾side

隣になりたい人ジャンケンに勝ったなんて恥ずかしくて言えないよ

でも隣になったからには絶対仲良くなってやる！

陸「Aはさー、」

俺を挟んでAに話しかける陸さん。
それに笑顔で答えるA。

岩谷(Aの笑顔かわいい)

間近で初めてみる笑顔を素直にかわいいと思った。

岩谷(って、惚れてるみたいじゃん俺)

A「…さんっ？岩谷さん！大丈夫ですか？ぼーっとして…」

岩谷「あ、大丈夫だよ、ごめんね笑」

A「よかったです！何か食べますか？」

なんて気が利くんだろう

メニューを2人で覗き込む。

…距離が近い。

A「私はー…と、…頼みます！岩谷さんはどうしますか？」

岩谷「じゃあ俺もそれで。2つずつにしてもらって一緒に食べよ？」

A「はいっ！了解しました！」

神谷「あっ！ねえー！健太とも喋ってよー」

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