16人のマネージャー

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岩谷「北ちゃんにキスされたの？」

A「翔吾さん、！いえ、されてないですよ」

岩谷「そか…ならよかった。こっちから見たらしてるように見えたし、北ちゃんウキウキで帰ってきたから」

少し怒ったような困ったような顔で近づいてきた翔吾さんは早口でそう言うと小さなため息をついた

A「心配、してくださったんですね」

岩谷「もちろんじゃん。Aは北ちゃんなんかにあげない」

A「？」

翔吾さんの言葉の意図が分からなくて首を傾げると翔吾さんはちょっと笑って

岩谷「まだ、知らなくていいよ」

目をそらしながらそう言って私の背中のほうに回ると後ろから抱きしめた

お腹のあたりにある両手は翔吾さんにの両手に包まれて肩に顎が乗せられる

さっきの吉野さんとは違う方また首に軽いキスされる

岩谷「俺が、A守るから」

耳元で囁き抱きしめる力が強くなる
なぜかその温かさに安心して身を委ねた

カメラマン「…はい、オッケー！2人は付き合ってるの？」

岩谷「全然そんなんじゃないですよ！笑」

カメラマン「すごく、愛し合ってるカップルみたいだった！ありがとう、お疲れ様！」

岩谷「ありがとうございます！お疲れ様です！Aもうあと何人か頑張ってね。俺ちゃんと見てるから」

A「はい！ありがとうございます。お疲れ様でした！」

ニコッと笑って頭に手を乗せると待機場所に歩いて行った

A(皆さん頭撫でるの好きだな…)

そんなこと呑気に考えてるとこちらへ全速力で走ってくる足音

浦川「お待たせしました！私の番ですね!!」

A「浦川さん、よろしくです」

浦川「近くで見ると遠くで見るよりとても綺麗ですね姫」

A「ひ、姫！？いつから私は姫に…」

浦川「細かいことは気にしないでくださいっ、さあこっちへ」

浦川さんのペースについていけない
手を取ってベッドのほうに行くと私を座らせると一歩離れる

A「浦川さん…？」

急に黙ってしまった浦川さんを心配して声をかけると

浦川「姫が綺麗すぎて私も緊張してるんです」

いつもへらへら(失礼)してる浦川さんと真逆の真剣な顔
目が合うとそっと手を伸ばし私の頬に触れた

顔が近づいて目があったまま静止…

浦川「ああっ！もう心臓持ちません！カメラマンさん撮れましたか！」

カメラマン「オッケーだよ笑」

浦川「はぁぁぁお疲れ様でしたっ！」

A「お疲れ様です…笑」

嵐のように去って行った浦川さんでした

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しょへむずっ

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