16人のマネージャー

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夜

今日も定時にあがれず、ちょっと残業してから帰る

A「遅くなっちゃったな」

外はもう暗くて

A「早く帰らないと」

prrr…

A「はい、もしもし？」

加藤『おれ、翔だけど』

A「あ、翔！おつかれ」

加藤『うん。俺今仕事終わったんだけど、ご飯行かない？』

A「外食？」

加藤『うん。久々にどうかなーって思って』

A「珍しいじゃん笑」

加藤『ほら、明後日の朝出発しちゃうでしょ？明日の夜はAの手料理食べたいし』

A「そうだね、どこかいいとこある？」

加藤『新宿の○○○っていうお店加藤で予約してる』

A「わかった。向かうね」

加藤『うん、じゃ後ほど』

私はお手洗いに駆け込みちょっとメイクを直すと駅へ急いだ


長谷川side

リハが解散してメンバーと流れでジムに行く
まあ流石に帰る人もいるけどね

今日は海青さんメニュー

…キツすぎん？

長谷川「はっ、くっ、やば…」

川村「まこと何喘いどるん」

ニヤニヤした顔で覗いてくるかずまさん

長谷川「はっ、うるさっ」

川村「おーおー、かいせー！まことが50回追加でやりたいと！」

長谷川(悪魔だ。…あとでかずまさんに何か奢ってもらお)

ほんとに50回プラスして終わり。

川村「まことおつかれ笑 飯行く？」

長谷川「…かずまさんの奢りなら」

川村「しょーがねーなー笑」

長谷川「喜んで行きます。お店どうします？」

川村「気になってるとこあるんだわ。新宿の○○○ってとこ」

長谷川「美味しいんすか？」

川村「わかんねー行ったことないし。でも美味しいって噂。前臣さん行ってた」

長谷川「じゃあ間違い無いっすね」

川村「おけ、予約しとくわ」

in新宿

タクシーでお店の前につけてもらう

お店は完全個室の綺麗めな居酒屋って感じ
すごく雰囲気がいい

川村「予約した川村なんですけど」

店員「川村様、いらっしゃいませ。お席までご案内いたします。」

席は2人だと大きいくらいの部屋
メニューの料理はどれも美味しそう

川村「俺の奢りなんなら遠慮なく食えよ」

長谷川「ごちそうさまです笑」

酒も入り話が弾む
すると隣の部屋にお客さんが入ってくる音がした

どうやらカップルっぽい

長谷川「…隣の部屋の女の人の声、どっかで聞いたことありません？」

川村「急に黙ったと思ったら…笑 盗み聞きはやめなさい笑」

長谷川「… Aの声に似てる」

川村「…まじ？」

長谷川「カップルっぽいし…ってことはAに彼氏がいる？」

川村「…まじか、まじだな…」

俺たちはしばらく聞き耳を立ててしまった

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