16人のマネージャー

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Aside

私は高校卒業と同時にごくごく一般の企業に勤めて

2年目

やっと仕事にも慣れてきて大きな仕事も任せてもらえるようになって。

毎日忙しいけど結構充実してる!!

高校時代から付き合ってる彼氏とも順調だし。

これからもこんな生活が続いたらいいな…

上司「A！1週間後ここに後輩の浜田連れて行ってこい！大きな事務所だからな、頑張ってこいよ！」

A「承知しました！…ん？LDHってあのLDHですか？」

上司「そうだ。コンサートグッズの制作について企業を募集しているようなんだ。契約が成立したら大きな利益になるからな、任せたぞ！」

A「そうなんですね…！頑張ってきます！」

浜田ゆなは私を慕ってくれるかわいい後輩。
しっかりしてるとこもあるんだけどどこか抜けててほっとけなくて…仕事する時もいつも私とゆながペアだったり。

ゆな「LDHってEXILEの事務所ですよね!?すごいですね！私こんな大きな仕事任されるの初めてなのですごく嬉しいです!!」

A「そうだね、絶対契約を成立させよう!!」

上司から渡された資料をもとに私たちは作戦をたてた。

〜1週間後〜

A「よし、シミュレーションも完璧！あとはなんとか緊張しないでアピールできれば…」

ゆな「そうですね！きっと気に入ってくださるはずです！」

事務所前

ゆな「うわ…でか… Aさん、やっぱちょっと怖いですね」

A「…うん。…いこう。」

私が受付で用件を伝えると、すぐに案内係が会議室まで誘導してくれた。

A「我が社はですね、こういった…………」

プレゼンテーションは完璧。
質疑応答も難なくこなすことができた。

LDHの方たちも笑顔で聞いてくださって、手応えあり!!

A「ぜひ前向きにご検討ください！本日はありがとうございました！」

ゆな「ありがとうございました！」

〜帰り道〜

A「あ〜終わった！緊張した…」

ゆな「シミュレーション通り完璧でしたね！」

A「うん！あ、今日このあとご飯行かない??」

ゆな「ぜひ！行きましょう！」

私たちはテレビで話題のイタリアンに向かうのだった。



事務所side

スタッフ「今日の2人、とてもしっかりしていて印象も良かったですね。」

スタッフ「そうだね、あの、中山さん？今募集しているマネージャーに合ってると思うんだけどどう思う？
浜田さんが困っている時もちゃんとフォローしてて。」

スタッフ「それ思いました！相談してみましょう！」

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