【WT】薄氷を踏む【男主】 (ページ11)

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南部に着いてうじゃうじゃ湧いたトリトン兵を撃ちまくる。この辺もう家壊れてるから壊していいかな。そしたら怒られっかな。どうだろ。いいや、壊しちゃえ。

他はどこにいるかな。探しているとどこかで緊急脱出したらしく淡い緑色の光の尾。お、なんか楽しそうな予感。

近くに向かうとそこに白い角を2本生やした赤髪の男と東さんの姿。みっけ。

『東さん東さん、おれです』

『、Aか?』

『そですそです!援護しに来ました』

内部通信で東さんに話しかける。東さんも珍しく焦っているようや声でなんだか新鮮だった。

『このまま旧・三門市立大学まで向かいたい。手伝ってくれ』

『はあい』

ぴょんと、屋根の上から人型近界民の目の前に飛び降りる。うわ、ごっつ。

「……新手か」

「そうかも。ね、おれとちょっと遊んでよ」

変化弾(バイパー)。後ろ手にトリオンキューブを出し、何十分割以上にされたそれを変な弾道で近界民に撃つ。

それに反撃するかのように飛んでくる弾。グラスホッパーを使って避けながらも当てない攻撃を続けた。

「お前の仲間はどうした?撃ってこないが」

「さあ?おれが弱いから見捨てられちゃったかも」

くるくると近界民の周りを回る弾道。そろそろ腕の1本くらいほしいけどそれは無理そうだ。

「……でも、サシのが楽しいじゃん?」

お前とはサシでやってあげらんねーけど。

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ついったーくんでもゆる募してたんですけど、短編が久しぶりに書きたいのでお題をよろしければください。ぽかーーーん。