13笑み ページ13
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閉ざした私の口に、翔也くんはぐいぐい指を入れ込んでくる
なにが……オキテルの………？
気づけば目に涙が溜まっていた……
「…っゴホッ//」
むせて、足の力が抜けて床に座り込む
翔也くんは何事もなかったみたいに……
翔「僕も食べてみようかな」
そう言って、シュークリームを頬張る
翔「んっ…ほんとだ……美味しいね？」
その黒い瞳を大きくさせたかと思うと、私の前にしゃがみ込む
翔「Aちゃん、全然食べてない」
はいって……また、差し出され
今度は手で受け取ろうとすると…
「…っ？！」
彼が私に押し込もうとして、口が塞がれた
翔「あーあ………せっかく入れてあげようとしたのに？」
床に溢れ落ちるクリーム
私の身体は固まってしまって、動くことが出来ない
翔「……勿体ない」
彼が呟いた次の瞬間だった
「…っ」
後から、この状況を理解する
今…翔也くんの顔が近づいてきて
私についたクリームを…………
翔「………勿体ないから、僕が綺麗にしてあげる」
そう……口角をあげて、
私に笑みをみせた
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ななし - めちゃめちゃ続きが読みたいです！泣 すごくお話が面白くてすごく好きなんです…やっぱりもう忘れちゃったんですかね…前のも合わせて何度も読んでます…笑 (2022年4月17日 1時) (
レス) id: 18bfafaa9d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：いちご | 作成日時：2021年9月26日 21時
