9話 (10/3) ページ9
美咲「Aはさ〜、何でAAAに入らないの??」
A「え??」
ｶﾌｪに来て私は抹茶ｹｰｷとｱｲｽﾃｨ、美咲はｺｰﾋｰとﾓﾝﾌﾞﾗﾝを注文した
そして、席に着いた途端美咲がこんなこと聞くからﾋﾞｯｸﾘした
A「どうしてって言われても…」
美咲「せっかくさ、ｽﾀｲﾙ良いし歌もﾀﾞﾝｽも完璧なんだからさ」
A「…完璧じゃないし…」
美咲「…まだ…お姉さんのこと気にしてんの?」
A「……うん」
私には姉さんがいた
姉さんも昔は芸能人だった。ｽﾀｲﾙも歌もﾀﾞﾝｽも完璧だった
私はそんなお姉ちゃんが大好きだった
けど、ある時ﾒﾝﾊﾞｰの一人が麻薬を吸っていた事かわかり捕まった
その人が吸っていたことも知らなかった姉さん達は何も悪くないのに罪を着せられて刑務所に行った。すぐに返されたけど…
姉さんはそれから何年か無口になった
あんなに明るかったのに…笑顔だったのに
それから何年間かけて復活して、今ではｽﾀｲﾘｽﾄになっている
けど姉さんが刑務所から出てきて言った一言が、未だに忘れられない
「芸能界なんて…悪人の集まりよ…」
この言葉で、私は芸能界が怖くなった
今だってきっとそう…
TVに移ってﾆｺﾆｺしているお姉さんだって心の内はとっても黒いんだと思ってしまう。
…本当は違うって思いたいのに…
それから、お母さんは死んだ。ｽﾄﾚｽを結構抱えてたってお医者さんが言ってた
お父さんは少し前に出て行ったって姉さんから聞いた
今は、姉さんから大学のお金や仕送りをもらっている
そのことを美咲は全て知っている
美咲「分かるよ?Aの気持ち…」
A「……」
美咲「小母さんだって芸能界の人のせいで亡くなったって言ってもおかしくない…」
A「……」
美咲「でもさ、もういいんじゃない?過ぎたことはさ」
A「え?」
美咲「お姉さんも言ってたじゃない…
Aの好きな事をやりなさいって…
たとえそれが、芸能界という厳しい道でも、私は応援するって…」
A「…ぁ…」
そうだった…姉さんは私の好きな事していいって言ってた
それなら私…していいんだよね?
美咲「…1人で抱え込み過ぎ…少しはあたしを頼ってよ…」
A「…美咲…うぅ」
私は泣いた…人前とか店の中とかもう関係なかった
ただ、今までずっとこの言葉を聞きたかったんだって
分かったよって…お母さんに伝えたい…
美咲が、よしよしって、頭を撫でてくれて…
それで決心したんだ…
私
AAAになるって
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敬子 - AAAファンとしてとても面白かったし嬉しかったです！ この、小説を作ってくれてホントにありがとうね！ 今までよりAAAのことを近くに感じるし、もっとAAAが大好きになりました！♪♪ これからもいっぱい小説を出してください (2015年4月5日 13時) (
レス) id: 031388f71e (このIDを非表示/違反報告)
あまね(プロフ) - もちろん応援します！させていただきます！ (2014年11月25日 21時) (レス) id: 1082be72fa (このIDを非表示/違反報告)
みゅん(プロフ) - あまねさん» そう言っていただけて本当に嬉しいです！ありがとうございます！今後とも、応援宜しくお願いします(^^♪ (2014年11月25日 20時) (レス) id: 23b4a9a73f (このIDを非表示/違反報告)
あまね(プロフ) - いえいえ！ゆっくりの更新でも私はこの小説大好きです(*^^*) (2014年11月25日 20時) (レス) id: 1082be72fa (このIDを非表示/違反報告)
みゅん(プロフ) - あまねさん» いえいえ、そんな。逆にありがたいです！逆に間違えてしまって申し訳ない限りです。！ありがとうございます！なかなか更新ができずほんとにごめんなさい。 (2014年11月25日 20時) (レス) id: 23b4a9a73f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：未歩 | 作成日時：2012年9月24日 17時
