つ な ぐ 《 與真司郎 》

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『ありがとうございましたー、』






いつも通りのお昼からのお仕事。
有名のお菓子の店で働いてる。


今日は午後担当。


いつも忙しいけど、今日はなんだかやたら忙しい。
なんか近くでイベントでもやってるかな、








宇「Aちゃん、助っ人入ろうか？」

『あ、お願いしてもいい？』

宇「じゃあ、入るね」







この人は、宇野実彩子。
通称みさちゃん。


基本的に同じ時間帯で働いてて、私の良き理解者。
私の変化にすぐ気づくからある意味怖いけど…

でもみさちゃんは本当に良い人。




少し経つと、列の流れはいくらか少なくなりみさちゃんと休憩。







宇「なんだろ…今日は忙しいね」

『つかれたぁー(笑)』

宇「うそー、全然疲れてなさそう」

『なんかちょっとひどくない？』

宇「あはは、ごめん」








みさちゃんと話してる時が1番楽しいわー。









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それから少し休憩をし、私達も作る方に移る。


基本どっちもできないとここでは働けなくて。
大学で猛勉強してここに就かせてもらった。



みさちゃんとはここに来てから出会ったけど、最初からキャラが濃かったなあ(笑)








『みさちゃん生地足りないや、』

宇「おっけー、もってく！」

『うん！』








私は総合的に作る担当で、みさちゃんは生地担当。
ここの店はまわりとは少しやり方と作りが違くて、

女子には大人気。



すると、リーダーにレジに来てほしいと言われたので手を洗って向かう。








「ごめん、人手足りないからこっちお願い！」

『了解です』

「少し落ち着いたら戻っていいから！」








確かにまた人が増えている。


レジで会計していると、
見覚えのある人が目の前に来た。



会わないと思ってたのに…


こんなとこで会うとか私は不幸なんだろうか。








『……真司郎』

與「ひさしぶりやな、」









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