狂い2 ページ5
進「はぁ……ったく急すぎだろ？いい加減にして欲しいぜ」
響也「まぁ、通り雨だろうしすぐ止むよ」
通り雨……か
貴女「本当にそうなのかな…？」
響也「え？」
隼人「いやー、勢いで中に入っちゃったけどさ…………ひろっ！！何、ここ！」
貴女「凄いね。全部そのままで放置されてるなんて…」
隼人「いいね！面白そうじゃん？てきとーに部屋、回ってみようよ！」
響也「ここに居座ってるよりはマシだね。康平、夜空ちゃん、どうしたの？」
康平「………なんでもない」
貴女「……同じく」
私と神崎くんだけは残る事にした
隼人「あれ？2人とも来ないの？」
満「俺はいい」
貴女「私も」
進「……隼人、いくぞ」
……
待っている時私の前を○○が通り過ぎていった
貴女「！？」
満「？どうした、月宮」
貴女「……別に。私も行く。」
私は西館へ向かった
満「流石にここで待ってるのもつまらないな……俺も適当に見てみるか」
ガチャリ
貴女「有利奈？」
そこには私の《元》親友の花宮有利奈がいた
貴女「有利…貴女、行方不明のはずじゃ………………！！！！あんた…まさか…！」
すると有利奈はニコッと笑い
有利奈〈や っ と き ず い て も ら え た〉
と口パクでいい○○の鍵を残し消えていった
貴女「……ふぅーん。ずっと、持ってたんだ」
ガチャリ
貴女「？」
隼人「あ！月宮さん！見つけた！こっち来なよ！さっき康平がスゲーの見つけてさあ！」
貴女「？？」
隼人「これば分かるって！こっちこっち！」
隼人「…ね、ねぇ月宮さん？」
貴女「…何」
隼人「月宮さんは何で星奈さんの事、嫌いなの？」
貴女「……言う必要ある？」
隼人「あ、ご！ごめん！」
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作者名：雪華姫 | 作成日時：2019年10月3日 17時
