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「なんでいつもそんなに優しくて、かっこええの？」
『…へ？』
俺の言葉が思ってたのとは違うのか、紫耀の顔はポカンとしている。
「かっこよすぎて、誰にも見せたくない
…けど、この人は俺のことが好きで、俺はこの人と付き合ってるんやって全人類に自慢したくなる」
紫耀は目をパチパチさせてて、でもちょっと耳が赤いから恥ずかしいんやと思う。
『…うん』
「あと、女の子とは極力話さんで欲しい…俺じゃ絶対勝たれへんから…
俺は女の子みたいな可愛げもないし、ふわふわした柔らかさも無いし、色も黒いし…」
『女とか男とか、そんなの関係なく俺にとっては廉が一番可愛いよ』
「そ、れは…嬉しいけど…でも…
俺は自分に自信が無い、俺より紫耀に似合う人なんて、この世に山ほどおるし…
いつか、紫耀がそんな人に出会ってしまったら…紫耀が俺じゃない人と付き合う未来が来たらって思うと…」
『俺は…！』
「そんなことしないよって、紫耀なら言ってくれるやろ？
分かってるよ…俺の事選んでくれたのに、こんなの思うこと自体、紫耀に失礼やと思う…思うけど、やっぱりいつかは、と思ってしまうねん
だから捨てられへんように、紫耀に迷惑かけんように過ごしてたんやけど…」
これまでの自分の中で必死に抑えてた感情を言葉にしようとすると、言葉だけではなく、色んなものが抑えきれなくなりそう
あーやばい、泣きそうや…
「こんな自分勝手なこと言ったら、紫耀は呆れてまうと思うけど、ほんと、は…俺のことだけ考えといて欲しいし、俺以外に優しくせんといて欲しい…っ」
耐えてたものが溢れた瞬間に、紫耀は俺を抱きしめた。
背中を摩ってくれる手が優しくて、余計に泣けてくる。
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「…な、重いやろ？俺のこと嫌になった、？」
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なんてな、冗談やで、って言えるように、少し笑いながら問いかけると、紫耀は更に強く俺を抱きしめた。
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『ううん、むしろ可愛すぎてどうしようかと思った』
「かっ…？」
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こあ(プロフ) - 初めまして！スパダリ紫耀最高すぎました！！そして可愛すぎる廉！何度も読み返します〜！ (5月7日 1時) (
レス) id: 3a3c088074 (このIDを非表示/違反報告)
Renren12321Rn(プロフ) - 初めまして。こちらのストーリーめっちゃ好きで何回も読み返してます。これで完結なのですね！さみしい〜！ぜひ紫耀くん目線も書いていただきたいです。あのときどう思ってたのか、とか、廉くんのこと好きになる過程、我慢してる過程を見てみたいです！！ (5月6日 14時) (レス) @page29 id: 97a05c6f66 (このIDを非表示/違反報告)
ちゃ・む(プロフ) - はじめまして！夜分遅くにすみません。こちらの作品、更新停止中に見つけて設定など含めめちゃくちゃハマってしまい何回も読み返していました！更新凄く嬉しいです！つい感動してしまいコメントしてしまいました…。引き続き大好きな作品なので拝見させていただきます！ (2022年7月19日 1時) (レス) id: 951fa2cf1b (このIDを非表示/違反報告)
葵(プロフ) - ななみさん» 初めまして、コメントありがとうございます！！嬉しいです！頑張ります（ ; ; ） (2021年3月18日 1時) (レス) id: 9bec30fd9a (このIDを非表示/違反報告)
ななみ(プロフ) - 初めまして。廉君可愛すぎます(^^)大事にしすぎてる紫耀君もかっこいいです。更新楽しみにお待ちしております。 (2021年3月17日 4時) (レス) id: 6b92244ddf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：葵 | 作成日時：2021年3月9日 22時
