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｢…という訳です、はい｣
『廉の負担にならないように我慢してて、初めてだから１回で終わるなんて…やっぱ紫耀さんただの良い人かよ〜』
｢なんでちょっと残念そうやねん｣
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誤解しないでもらいたいのが、これは俺が話したくて話した訳では無い。
普通に学校に来て、普通に3人に挨拶しただけなのに
『…廉。何かあったでしょ、言いなさい！』
と玄樹に問い詰められたのだ。玄樹曰く、幸せオーラが半端なかったらしい。そんなにダダ漏れさせちゃってた？俺。
そこで掻い摘んで昨日の話をしたら、海人に残念そうに言われたところである。
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今日の朝やってめっちゃ幸せやった。
腕の中がモゾモゾ動いてる感覚がして、薄目を開けると、紫耀が起き上がろうとしているところだった。
俺が抱きついて、足も絡ませてるから(無意識)、抜け出すのに苦労してるらしい。
｢…しょお｣
ちょっとしたイタズラで少しだけ抱きしめる腕に力を入れてみた。
『廉？ごめん、起こしちゃった？』
｢んーん…寝てる…｣
半分寝ながら言うと紫耀は笑いながら、よしよしと抱きしめるように頭を撫でてくれた。
『ごめんね廉、そろそろ準備しないといけない時間だから先起きるね』
そう言って緩まった俺の腕からスルッと起き上がってしまって、急に紫耀の温もりがなくなってちょっと寒い。
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『廉は昼からだよね？一旦家まで送るね、俺の準備終わるまでもうちょっと寝てていいよ』
眠さと寂しさと嬉しさとが寝起きの頭で混ざりあって、ボーッと紫耀を見つめると、チュッと軽く唇が触れた。
『…ふふ、口とがってる』
やっぱり紫耀との甘い時間が終わる寂しさが勝ってたみたい。
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｢…も、１回｣
『朝から可愛すぎ』
そう言ってされたキスはさっきより少し長かった。
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寝起きのキス、れんなら許せるしょおさん。
れんでは今までの恋愛観とか全てが例外！デロッデロの激甘対応！！(願望)
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こあ(プロフ) - 初めまして！スパダリ紫耀最高すぎました！！そして可愛すぎる廉！何度も読み返します〜！ (5月7日 1時) (
レス) id: 3a3c088074 (このIDを非表示/違反報告)
Renren12321Rn(プロフ) - 初めまして。こちらのストーリーめっちゃ好きで何回も読み返してます。これで完結なのですね！さみしい〜！ぜひ紫耀くん目線も書いていただきたいです。あのときどう思ってたのか、とか、廉くんのこと好きになる過程、我慢してる過程を見てみたいです！！ (5月6日 14時) (レス) @page29 id: 97a05c6f66 (このIDを非表示/違反報告)
ちゃ・む(プロフ) - はじめまして！夜分遅くにすみません。こちらの作品、更新停止中に見つけて設定など含めめちゃくちゃハマってしまい何回も読み返していました！更新凄く嬉しいです！つい感動してしまいコメントしてしまいました…。引き続き大好きな作品なので拝見させていただきます！ (2022年7月19日 1時) (レス) id: 951fa2cf1b (このIDを非表示/違反報告)
葵(プロフ) - ななみさん» 初めまして、コメントありがとうございます！！嬉しいです！頑張ります（ ; ; ） (2021年3月18日 1時) (レス) id: 9bec30fd9a (このIDを非表示/違反報告)
ななみ(プロフ) - 初めまして。廉君可愛すぎます(^^)大事にしすぎてる紫耀君もかっこいいです。更新楽しみにお待ちしております。 (2021年3月17日 4時) (レス) id: 6b92244ddf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：葵 | 作成日時：2021年3月9日 22時
