わーん ページ3
夢主side
審神者……それはある意味女子の憧れと言っても過言ではないのだろうか?
可愛く小さい子達やおっきいけど優しいお兄さん達に囲まれるのだ、任務とはいえ少しは夢を抱くだろう
けどな……私は違う
「お願いします、どうか…どうか……!!」
「うるっせぇこちとら2回も取られてウンザリしてんのにまた私の霊力を頼りにしたいってんのかあぁん!?(自主規制)して(自主規制)して(自主規制)すんぞゴルァ!?」
「主、わかったから落ち着いて言葉が汚い!?」
3回目の審神者要請にウンザリしてもう乙女としての言動も忘れた
清光が慌てて止めるからしゅんと黙る、も許しません
「ねぇ、こんのすけ私何回目か知ってる?」
試しに聞いてみた
するとこんのすけはキョトンとして首を傾げる
……知らないんだ、なら八つ当たりは良くない
こほんと咳払いをして「わかった」と呟くと喜んでくれた
涙目だし怖がらせたかな……後で油揚げでもあげよう、と思う
「それはそうと今回審神者になるの私3回目なんだ実は」
そう言うとこんのすけ驚く、しゃあないけど
しかしこればかりは聞いてもらうしかない
私はにっこりと満面の笑みを浮かべた
「審神者、なるけど対策張ってもいいよね?」
___後に管狐界隈で「魔の笑み」と言われる笑みを浮かべた私は無言でこんのすけに迫ったのであった
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