今日:1 hit、昨日:0 hit、合計:260 hit
小｜中｜大
始まり ページ5
その日は誰もいなかった
俺の周りがという意味で、他の天使はわんさかいた
アディルは別の用事でおらず、俺一人だった
だからだろう、少々興味を持った
悪魔と戦うことは天使が生まれた時に持つ運命、俺もそのうちの一人だったが
今まで鳥籠の中のように戦争に出されたことは無かった
主曰く「お前が大事だから」という理由だが、それが嘘ということは容易に想像出来た
主は全ての人に等しく愛を持つ
俺だけが特別なんで、あってはならないからだ
なのに主は俺を大事と言った
ならばもっと、何か理由があるのではなかろうか
そう思った
戦争が起こっている場所へ行くのは容易だ
なんせ、多くの天使がその場に向かっているのだから
数人の天使の後を追えば簡単に辿りつく
だから、
俺は初めてその場へ向かった
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1人がお気に入り
お気に入り作者に追加
設定タグ：懺悔の間 , オリジナル作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：月夜 | 作成日時：2020年3月4日 15時
