呪姫 【家庭教師ヒットマンREBORN×鋼の錬金術師】

13話 ページ13

「え…XANXUSがボスになるためじゃないの？」

「俺はなれねぇ。それに俺はヴァリアーのボスだ。2つもボスなんができるかカス」

「なっ、10代目をカス呼ばわりするな！！」

「ご、獄寺くん！落ち着いて！」

「だがその強化とはいえランボは重症なんだぞ！あそこまでする必要は…！」


「これがこの世界だからだ」


「「「！」」」


「てめぇらが来ようとしているところは表なんかよりも残酷で本当の弱肉強食と言えるだろう」

「この試練で甘くなんかしてみろぉ、すぐ死ぬぞ」

「やり方は俺らに任せられてたし♪」

「殺さない程度に結構本気でやったのよお？」

「お前達に分からせるためだ。本当の裏の人間がどんなものなのかを」


裏の世界は本物の弱肉強食。

弱いものは食われ、強いものが生きる。そうゆう世界。

それを、わからせて欲しいと9代目からの依頼だった。だからXANXUSたちは本気で挑んだ。


「この7日間のあいだで、お前達は大きな成長を見せた。認めてやる、お前らを」


ボスになりたかった。でももういい。

XANXUSには、ヴァリアーという居場所があるから


「いひひ…お揃いですねぇ。」


「「！！！」」


「う“お“おおおおおい！！誰だぁ！！」

「私はボイード･ファルイン。“四大の錬金術師”を追ってこちらに参りました」

「れんきんじゅつし…？」

「ﾁｯ｡ツナ、あいつに手を出すな。XANXUS、お前達もだ」

「なぜだ」

「あいつに勝てるのは、ルカとシルファだけだからな」






「あぁ…久しい顔が見えるな…。
なぁ、ボイード･ファルイン…！！！」

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