五話 ページ5
おかしい。
この島に入って思った疑問はこれに尽きた。
「おや！麦わらの一味じゃないのかい！！」
「お！おばさん俺らのこと知ってんのか！」
「もちろんだよ！！ほらほらこれやるから食べておくれ！！！」
島に上がれば、この島の住民達がまるで英雄扱いのように、丁寧にもてなしてくれる。
いち海賊なのに。海賊と聞けば、基本的にいい顔はされない。だがこの島民たちは、笑顔で迎え入れてくれる。
「お！この酒うめえじゃねえか！」
「この肉も美味しいぞ！！」
「うおー！何だこの島！！最高じゃねえか！！」
お酒や肉に洋服に武器。様々なものを与えてくれる。
本当に、おかしい。
「ねぇロビン…なにかおかしくない？」
「えぇ…私たちとこの島に接点はないわ。なのにこの待遇……確かにおかしいわね」
「あぅあぅ！！なにかぁ！？誰かが俺たちを貶めようってかぁ！？」
「ヨホホ！！それは怖いですねぇ！！あ、このジュース美味しい！」
ルフィ以外、全員が揃ってる。そんなとき、
「麦わらの一味様でございますか？」
「誰だテメェ！！？」
気配も何も感じなかった。だが後ろにいたのはにこりと微笑む1人の男。
「初めまして。この島の王であるキリハと申します。ルカ様があなたがた様を呼んでいます。私共のお城へご案内をとのことですので。」
この島の王と言うその男。王なのに誰かを様付けで呼ぶのに少しの違和感を覚えたが、
一行は警戒しながらもその男について行った。
「うおおおおおお！！！ルカすげええええ！！」
しかし城に着いた途端に聞こえた間抜けな船長の声によって、その警戒心は消え去った。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 51人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
氷翠(プロフ) - ミリアさん» ありがとうございます！！！ (2019年4月29日 14時) (
レス) id: 5773fb20fb (このIDを非表示/違反報告)
氷翠(プロフ) - 瑠璃さん» ありがとうございます！！！ (2019年4月29日 14時) (レス) id: 5773fb20fb (このIDを非表示/違反報告)
ミリア - ワンピースとリボーンは、大好きなので凄く続きが楽しみです!!リクエスト大丈夫ですか？夢主の実力を見る為の手合わせ話や裏切り者の事で怒ってくれる話をお願いします。今後も無理せず自分のペースで更新頑張って下さい。 (2019年4月29日 6時) (レス) id: 45b985bd75 (このIDを非表示/違反報告)
瑠璃 - この作品も凄く面白そうで続きが楽しみです！！夢主とシャンクスの絡みやエースが産まれたら凄く可愛がる姉見たいになって欲しいのと夢主の手配書が出る話を出来たら読んで見たいです。これからも体調に気をつけて更新頑張って下さい。 (2019年4月28日 20時) (レス) id: cd04157892 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：氷翠 | 作成日時：2019年3月29日 2時
