ある日突然学校に文豪が集いました

部活。それは、私の生きがい。生徒会もだよ。 ページ6

夢主side

『状況確認。鹿ノ子と私のところってことは、一年に三人、残りの二人は、多分一個上だね。』

放課後。鹿ノ子を先に家に帰し、生徒会室で一人パソコンを打つ。(また仕事せず帰った奴がいた。)然し、今日は早く終わった。理由は簡単。

『こんにちはーーー！！部活、復活です！！』

大好きな、演劇部があるからだ。特に好きな先輩、茜先輩が居るから。

茜「おお！！久しぶり！！元気そうだね！！鹿ノ子ももう来てるよ。早く着替えておいで！！」
『はーーーい！！』

茜先輩は、高校二年生。近所に住んでいるらしく、大体登校完了時間が同じ。
お菓子作りが得意な女子力全開な女性だ。

茜「はい、今日は、私のクラスから二人新入部員が来たよ！！あと、一年から三人！！自己紹介どうぞ！！」

前に並んだのは、見間違えることがない、アノ五人だった。
あんた等、部活まで邪魔しに来たの！？！？

茜「グループはーーー、よし、私んとこおいで！！良いかな、Aと鹿ノ子？」
鹿ノ子「『は・・・、はい！！(汗)」』

鹿ノ子も私も何だかんだ言ってあの先輩に優しい。だって、あんな可愛い先輩にそんな事出来ない！！

『これから、よろしくねぇ・・・！えっと、次の舞台、入れますか？』
茜「そのつもり！！だから、私は、この後輩達を鍛える！！二人共、そっちの方よろしく！！」

拝啓、天国に居るお母さん、お父さん。私、少ししたら、そっちに行くね。

太宰「早く教えてくれたまえ！！」 中原「すまねぇ、よろしく頼む。」
『性格真反対ですね、とりあえず太宰先輩、中原先輩見習って下さい。それとこれ台本です。』
鹿ノ子「それ、あと五週間後にある劇のセリフね！！今は見ながらで良いけど、一週間後には、完コピしてね。勿論一週間後のチラ見は、厳禁だから！！」

渡した台本には、一人何十というセリフ、しかも一つ一つが長いセリフが並んでいた。因みに私達は、配られた日に覚えたが。

『じゃあ、練習始めるよ！！』

途中から、太宰先輩から、泣き言が聞こえたが、知らぬ振りをして、二人で演じ続けた。
ビデオ取ったから、あとで国木田先生に見せよっと♪

女子と男子が集まっても、このメンバーでキャッキャウフフは存在しない→←この人達、特に双黒の二人、頭の中が怖い

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