ある日突然学校に文豪が集いました (ページ36)

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『眠りたい、出来るなら永遠に。』裏話ページ36

太宰side

与謝野「良いかい？邪魔者は容赦無くぶっ潰せ！！」

与謝野女医がこんな怖いことを言っているのも仕方がない。理由は二つ。
一つ目、部屋の奥で寝ているAちゃんの安眠確保。
二つ目、目の前に居るAちゃん狙いの獣共の鎮圧。

中原「おい、糞太宰其処退け。」
太宰「それは駄目だよ、だって此処退いたらAちゃん口説きに行くんでしょう？」
中原「・・・(・д・)ﾁｯ」

ほら当たり。大体そんなところだって思ってたよ。因みに私は中也担当。
与謝野さんと鏡花ちゃんが敦君担当。
国木田さんが乱歩さん担当。
安吾が芥川君担当。(安心してね、芥川君は家主のこと好きだから異能使わないんだよねぇ)

与謝野「敦ぃ、解体されたいのかい？」
敦「・・・ちゃんと寝ているかが見たいだけですっ！！」
鏡花「今は絶対安静。入ったら駄目。」

あっちはあっちで順調みたい。さて、乱歩さんの方は・・・。

乱歩「国木田、如何して僕を止めるの？」
国木田「今入ったら風邪が移ってい仕舞うので・・・。」

・・・流石国木田君。風邪ひかせない為→入らせないってよく考えたね。
問題は芥川君だけど・・・。

太宰「・・・・・・あ、安吾・・・？な、何しているの・・・？」

なんと、あの温厚な安吾が芥川君を縄で縛っていた。
芥川君は異能を使えないので縛られた儘。

安吾「こうしていたら大人しくなると思いまして。」
太宰「だからって普通縄で縛るぅ！？」
中原「・・・隙有りっ！！・・・おわっ！？」

私の隙をついて入ろうとした中也も、安吾のお縄にお世話になった。

中原「糞ッ！？放せ！？」
安吾「私から逃げると言うのですか？此処はAさんの家ですし、下手すれば家が崩壊しますねぇ？この状況でどうやって私から逃げるつもりですか？(黒オーラ)」
太宰「・・・安吾が怖い・・・！！」

結論：安吾滅茶苦茶怖い。

此のことは部屋で寝ていたAちゃんと看病をしていた鹿ノ子には永久に教えないことになった。