ある日突然学校に文豪が集いました

文化祭まで、あと一週間だーー！！ ページ16

国木田side

文化祭まで一週間を切った。皆此処から熱が入るらしく、騒がしくなるらしい。
鹿ノ子は、無事補講を終え、部活に戻った。因みに、坂口さんと俺は、演劇部の顧問だ。

『大道具係ぃ！？まだかぁ！？』
「すみませんっ！！もうすぐ終わりますｋ『遅ぇぞ！？』ヒィィィ！？！？」

鬼の様に怖いAが居た。そして、鹿ノ子も居た。茜もである。

鹿ノ子「衣装係！！この服規定と違うところばかりじゃない！？やり直し！！」
「御免なさいっ！！！」
茜「ちゃっちゃと運んで！？今日しか運ぶ日ないんだから、早く運ぶっ！！」
「「はいっ！！」」

裏方の皆は何時もと違う対応をされるので皆怯えている。
それに比べ、出演者は、今日は衣装と舞台チェックぐらいなので、やりやすい。

太宰「うわぁ・・・。鹿ノ子もAちゃんも怖いなぁ・・・。」
中原「・・・、コッチサイドで良かった。向こうだったら俺、命の保証できないな。」
芥川「僕もそう思います。」
敦「・・・、何時も以上に怖いね・・・。」
鏡花「・・・、怒られないようにセリフ確認しよう？」

敦達も真面目に部活に取り組む。お陰で、太宰のふざけが半分消えた。

茜「あっ！？国木田先生っ！？今日リハ入ってたんで行ってきてもいいですか！？」
国木田「ああ・・・、あれか。良いぞ、あとは任してくれ。」
坂口「Aさーん、鹿ノ子さーん。リハーサルあるので行ってきてくださーい。」
鹿ノ子「やばっ！？」 『行ってきます！！』

慌ただしく出て行く三人を見た太宰がこっちに来て、小声で尋ねてきた。

太宰「アノ子達は、何のリハーサルに行ったの？」
国木田「本番になればわかることだ。」

俺は、それしか言わなかった。太宰は「ふーん。」と言って帰ってった。



皆さんも予想してくださいね！！by作者

太宰「なんか、勧誘された。」中原「俺も。」→←・・・、結構遅い誕生日会（？）

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