ある日突然学校に文豪が集いました (ページ13)

今日:5 hit、昨日:3 hit、合計:36,696 hit

鹿ノ子「番外編！！富岡姉貴のバレンタイン！！」『・・・面白くないよ？』ページ13

夢主side

その話は唐突に出てきた。それは、ある日の休日のお昼のとき。暇そうにしていた太宰さんが、私に向かって

太宰「そういえば、Aちゃん達のバレンタインって大変じゃぁないの？あんなに人気なんでし。」

それに、興味を持った文ストメンバーが聞きたそうにしている。

『どうもこうも、普通ですよ？(鹿ノ子「嘘はいけないんだぁーー！！姉貴むっちゃモテるんだよ！？」かーのーこー？・・・わかりました。』

ということで始まりました。

先ず起きた後にポストを見ます。ストーカーさんがご丁寧にチョコを入れています。その数二桁。
メッセージとして「何時も貴方を見ています。」食べずに燃やします。

大きい紙袋を持って学校に登校。ロッカーを開けると、ファンの子からのチョコが滝のように落ちてきます。此方はお持ち帰りします。

太宰「はい、なんでストーカーの方は燃やすの？」
『・・・、最初何にも考えずに食べたら、盗聴機入ってたんですよ。』
中也「おお、コワッ。」

着席すると、机の中に入り切れないぐらいのチョコ。まあ、チョコ好きなんでお持ち帰りしますが。

お昼休み。チャイムが鳴った瞬間鹿ノ子と、屋上まで全力ダッシュ。理由は簡単。

『・・・、教室にいたら、ご飯食べれないぐらいファンサービスしなくちゃいけなくなるので。』
鹿ノ子「あれは大変だよね・・・。【キスして】って、言われたし。」
敦「モテるという度をこしている・・・！」

放課後。鹿ノ子含めて友達にチョコを渡す。生徒会室で、チョコ山分け。この時生徒会メンバーが言う言葉は、「富岡が生徒会に居てよかった。」です。其の侭、職員の皆さんに配り、早急に家へ帰ります。ロッカーを開けると、また、滝のようにチョコが出てきます。

ポストを開けると、またストーカーさんからチョコが。勿論燃やして中へ入る。

その日からおやつは、チョコです。なくなるまで。

『最短・・・、確か、一か月ですね。鹿ノ子は？』
鹿ノ子「・・・、三週間。結構嫌いになりかける。友達にあげたりしてるし、私。」

『話は終わりです。・・・、バレンタインの日は学校に行きたくない・・・！』
芥川「・・・、完璧にトラウマ化しているな。」
鏡花「・・・。ヾ(・ω・*)なでなで」

鏡花ちゃんが天使に見えました。