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物語九十頁 ページ43

オビとゼンたちのいる方へ駆け寄った


ゼンは呆れた顔で私たちを見た



ゼン「にしても翼、その格好はなんだ?」


『男装だが?』




ゼン『男装だが?じゃない!そもそもあれは女はダメなはずだぞ」




『知ってるよ。だからわざわざ男装して出たんだ』




ゼンは頭を抱えてため息をついた




『まぁ許せ』



ゼン「今回は見逃してやる」



苦笑いをするゼン



『ありがとう』


木々「それにしてもその格好、似合うね」



木々さんが私を見て微笑んだ




嬉しくて言葉が出ない



ミツ「え、固まってる?」



少し驚いた顔で私に声をかけてきた



『平気です。ミツヒデさん』




ミツ「ゼン!そろそろ時間」



慌てて出て行くゼンたち



今はオビと白雪と私だけ




『白雪、フードとっていい?」






白雪「あ、うん」



?を浮かべながらフードを取る白雪



優勝賞品の髪飾りを袋からだしそっと髪に飾る




白雪「これは?」




『優勝賞品。
すごく似合ってる』


白雪の赤い髪よく映える


優しく白雪に微笑む


すると白雪は満面の笑みを私に向けてくれた



白雪「ありがとう!」



オビ「あとで主に見せてあげなよ」



『そうだね、きっとゼンも喜ぶ』




白雪「う、うん」



頰を少し赤く染めた白雪



オビ「それじゃ、主人の出番見に行きますか」



『そうだね。
いこう、白雪』



白雪に手を伸ばす



白雪はその手を取り笑顔で返事をした



_______________
おまけ?



『そう言えば、昨日森でゼンと何してたんだ?』



白雪「えっ、、、え〜と、」



『顔真っ赤だよ。
ゼンもやるね』


白雪「そ、そ、そんなべつに!キスなんてしてないよ!」



『……ん?』




白雪「ぁっ、」



『そうなのか⁉したのか⁉されたのか⁉』




白雪「あ、いや〜、、、うん」





『…あはは。
ちょっと行ってくる』




白雪「まま、待って!なんで剣握ってるの!」




『決まってるだろうヤッテクル』



白雪「ダメ!ダメだよ翼!」

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舞姫桜乃鬼 - 面白かったです!内容もとても良くすごく気に入りました!続き楽しみに待っています!(^ο^) (2017年12月31日 23時) (レス) id: 0564fd8680 (このIDを非表示/違反報告)
かりそめの蘇生(プロフ) - 面白かったです!続き楽しみにしてます!頑張って下さい! (2017年11月24日 21時) (レス) id: 30c6595324 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:みけねこ | 作成日時:2017年8月19日 23時

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