物語七十三頁 ページ26
オビ
オビ「翼嬢〜お迎えにあがりました〜」
部屋に入ると誰もいなかった
いつもなら寝ているはずなのに
オビ「お嬢さんに聞いてみるか」
お嬢さんがいるであろう薬室に向かう
こんこん
窓を軽く叩いて開ける
白雪「オビさん。どうしたんですか？」
手を止めてこっちに来た
オビ「翼嬢見てないですかい？
いつもならまだ寝てるはずなのに部屋行ってもいなくてね」
白雪「あ、翼ならクリスタルに行きましたよ」
オビ「そりゃまた何故？」
急だなー
白雪「全部思い出したみたいなんです。
昨夜イザナ殿下に知っている事を全部聞いて思い出したって…」
オビ「クリスタルと翼嬢ってどう言う関係？」
白雪「翼が生まれた国みたいです。」
オビ「それってまさか…」
考えるそぶりを見せるとお嬢さんが不思議そうな顔をして覗いてきた
オビ「なんでもないですよ！ありがとうございます！」
そう言ってかに登り主人のところへ向かう
クリスタルで生まれた…か。
もしかして翼嬢はクリスタルの王女、？
あの髪の色
目の色
記憶が正しかったら翼嬢は…
いつか噂で聞いた話
クリスタルで生まれた第二王女は
髪は水色で
眼はオッドアイ
色んな国から狙われていて
それを守るために王宮の人や国民が犠牲になった
肝心の第二王女は行方知れず
そしてそのまま何も分からず死んだと言うことになっている
まさかそれが翼嬢？
もしそうなら、危ない気がする
今はもうクリスタルの事は忘れ去られている。
翼嬢が狙われる事はほとんどないはず
けど、翼嬢が危ない
責任会が強いからあの現場を見たら自ら……
オビ「はぁ、考えすぎか」
でもあそこは当時のままになってるはず
嫌な予感ばかりする
オビ「主人！翼嬢を追って来ます！」
ゼン「あぁ、頼んだ。翼一人じゃ少し心配だ。
何もなきゃいいが」
おそらく主人も同じ事お考えていただろう
急いで翼嬢の後を追った
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舞姫桜乃鬼 - 面白かったです！内容もとても良くすごく気に入りました！続き楽しみに待っています！(^ο^) (2017年12月31日 23時) (
レス) id: 0564fd8680 (このIDを非表示/違反報告)
かりそめの蘇生(プロフ) - 面白かったです！続き楽しみにしてます！頑張って下さい！ (2017年11月24日 21時) (レス) id: 30c6595324 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みけねこ | 作成日時：2017年8月19日 23時
