物語七十一頁 ページ24
翼
イザナ「クリスタルは、貴方の生まれた国だ」
私の生まれた国…
『イザナ殿下は、私の過去を知っているのですか？
』
イザナ「逆に聞くが覚えていないのかい？」
『はい。何も…』
イザナ「そうか。
それなら、仕方ないか、
翼
いーや、翼王女
貴方はクリスタルの第二王女だ」
まだたく頭がついていかない
わたしが？
わたしがクリスタルの第二王女？
『それは、ほんとですか？』
できる限り平常心を保とうとしているが流石に無理がある
イザナ「あぁ、そうだ。
貴方が三歳くらいの時に一度あっている。」
わたしと、
まったく記憶ない
イザナ「とても綺麗な国だったよ。植物が沢山生き生きとしていて動物たちものびのび生きていた。クリスタルの王宮ではいつも誰かは歌っている。
素晴らしい国だったよ。」
懐かしむイザナ殿下
そんなに綺麗だったなら何で…
『ではなぜ、そのような国が今はただの砂地になってしまったのですか？
わたしの実の両親は？姉上は？』
沈黙が続いた
イザナは立ち上がりわたしに背を向ける
イザナ「クリスタルはある国に狙われていた。
その国は今だに特定されていない
目星はついているけどな
最初の犠牲者はわたしの婚約者だった第一王女ミリア
貴方の姉だよ
ある日突然姿を消した
そして一週間後死体で発見された。
次は貴方。
しかし、第一王女を失った国は第二王女だかでも助けようと貴方をかばった。
そして、国の8割は死に、残りの2割の行方は誰も知らない、
貴方は死んだと聞いていたよ。』
『わたしは、国にクリスタルの人々に助けられた。』
よくわからない
なぜわたしは泣いているんだ
昔の記憶が蘇ってくる。
幸せな時間が。
鮮明に
わたしを川に落とした真意もわかった思い出した、
懐かしい父うえ、母上、姉上の顔
何故今まで忘れていたのだろう。
イザナ「思い出したか
国に帰れといっても帰れないだろ
好きなだけここにいていい。
仕事をしっかりすることが条件だよ」
いつのまにか近くに寄ってきていたイザナ殿下はわたしを抱きしめ頭を撫でた
『ありがとうこざいます』
気がすむまで泣いた
そして気がついたら朝で自室のベッドに寝ていた
イザナ殿下はどこにもいなかった
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舞姫桜乃鬼 - 面白かったです！内容もとても良くすごく気に入りました！続き楽しみに待っています！(^ο^) (2017年12月31日 23時) (
レス) id: 0564fd8680 (このIDを非表示/違反報告)
かりそめの蘇生(プロフ) - 面白かったです！続き楽しみにしてます！頑張って下さい！ (2017年11月24日 21時) (レス) id: 30c6595324 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みけねこ | 作成日時：2017年8月19日 23時
