【鬼滅の刃】風紀委員と天然少女。

と ページ20

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もうすぐ中間テスト。



数学がわからなすぎます。
頭のいい炭治郎に聞いてみようかな。





『……炭治郎…あれ、居ない…』



「お、A！どーした！」



『伊之助、炭治郎知らない？』



「炭治郎？知らね！！じゃーな！！」



『あ、うん、またね。』





もう帰っちゃったのかな。
誰か数学わかる子居ないかなぁ…。



とりあえず、図書室で参考書を探してみた。
でもやっぱりなさそう。



どうしようか悩んでいると、扉が空いた。





「うわっびっくりした…何してんの？」



『善逸くん…数学の参考書探してたの。でも無くて困ってたところだよ。』



「数学？………わかんないとこ、どこ？」



『えっ…えっと……』





分からない所を言うと、それならわかると言って、わかりやすく教えてくれた。





『頭いいんだね、凄い…ありがとう…！』



「……まぁ…参考になったならいいんだけど。」



『すごく分かりやすかった。良かったら、また教えてくれる…？』



「ｯべ、別にいいけど…」



『やったぁ。ありがとう。』





なんだか、楽しいなぁ。
勉強は苦手だし、嫌いなはずなのにな。





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