Connect a song (ページ8)

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歌も名前もそう
どうして知っているの

テソン『やっぱり！あの急に呼び止めてごめんなさい』

丁寧な日本語で話してくれる彼に
さらにパニックになる私
どう話を切り出していいものかも分からず
オロオロしていると

テソン『ここじゃ目立つので、この後時間ありますか？』

私を見て話すテソン君は
私に話しかけているのだろう
でもまずBIGBANGのテソン君と話してる地点
有り得ないことなのに、時間があるかって

私は思いっきり首をブンブン縦に振った

テソン『じゃ、入りませんか？』

と言われて指さされたのが《YG事務所》

え？入っていいの？って思ったけど
テソン君に言われるまま私は事務所に足を踏み入れた

中に入ると小さな会議室のような所へ案内された

テソン『本当に突然すみません、驚かれましたよね？僕も驚いたけど(笑)』

はははっていつものように
天使のような笑顔で笑う彼は
間違いなく本物のカン・デソンで
一生において私とは交わる人ではないと思っていた人

少し落ち着いてきた私は少しことの経由を
尋ねることにした

｢正直今でも驚きです、どうしてあの歌を？｣

テソン君が話しやすいように
私は韓国語で質問してみた

テソン｢韓国語できるんですか！あぁ、良かった、理由を話すと長くなるので話しやすいです｣

私の韓国語を聞いて、テソン君もようやく
母国語で話すようになり
ことの経由を話してくれた

テソン｢僕がAさんを知ったのは今から1年前になります、友人からたまたま聞いた歌をサイトで聞いてると、ほらあれ関連した歌が出てくるじゃないですか｣

テソン君が友人さんから聞いた歌っていうのは
私も聴いたことがある歌で
韓国人の一般の方で、その人の書く歌詞が
とても素敵で私もちょくちょく聴いてたことがある

テソン｢その関連にAさんの今の歌があって、軽い気持ちで聴いてみたんですけど、切ない歌詞の中にAさんの声が凄く綺麗に響いて一瞬で虜になりました｣

テソン君は恥ずかしながら、と少し
照れたような顔をして話す

しかしそれ以上に私の顔は
真っ赤に熱を持ち、正直テソン君を直視できない

テソン｢それからはAさんの歌を聴くようになり、ファンになり、ほらTwitterしてるでしょ？僕その為にアカウント作ったんですよ(笑)｣

確かに投稿サイトにTwitterのID載せてるが
もともとテソン君はSNS類はしてなくて
わざわざその為にアカウント作ってくれたなんて