【文スト】心中に誘ったイケメンが元部下だった

一 ページ8

太宰治side



今日は絶好の心中日和である。
こんな時こそ！美女と心中を！！

国木田｢おい太宰、話聞いてたか。｣


太宰｢もちろん、聞いていたとも。
私が格好良いという話だね？｣


敦｢やっぱり聞いてないじゃないですかァ〜。｣


どうやらこのごろ怪しい者達が街を彷徨いているらしく、その調査をして欲しいとの依頼で探偵社を出ている。




依頼主はポートマフィアの者達ではないか、と疑っていたがマフィアではない。



マフィアは昼中から怪しまれるような行動はしない。というかできない。



そう云う『教え』だからだね。


太宰｢アッ！あれは良い川だね！｣ﾄﾞﾎﾞﾝ


敦｢え？！ちょ！真逆………？！やっぱり飛び込んだァ…。」



国木田｢太宰ィィィィ！！！この包帯無駄遣い装置がァァァ！！！戻ってこォーい！｣









＿＿＿＿ポートマフィア。



私の前職。


自ら手を黒に染め人を殺めていた。




そしてポートマフィアと、聞いて真っ先に思いつくのは二人の人物。




私の人生を、生き方を変えてくれた織田作。
人を救う側に＿＿＿。


そして


私がまだ未熟だったころから私のそばにいてマフィアのことを色々おしえてくれたり、体術を教わったりした師匠。








＿＿＿＿＿＿＿＿榊原 A。









二人が私の傍にいてくれれば良いのに＿。




そんな贅沢叶わない。
叶うわけない。


もう私の傍に＿＿＿＿いや










もう、この世に居ないのに。

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