体育祭、青春の1ページ【雪】 ページ8
今日は体育祭当日、珍しく行われた学校行事に学校は浮き足だっている。
ーーーーー
登校中、珍しく体操着姿で俺たちは通学路を歩く。いつも奇抜な格好のしている慶次が体操着なのは、少し違和感があって面白い。
「俺らは、棒倒しと、クラス対抗リレー、後借り物競争だな。」
「そうだね。まぁリレーは午後からだし。それまではゆるくていいでしょ。」
「何いってんだ！もっと楽しもうぜ、せっかく合法的に他クラスをボコボコに出来るんだぜ！」
「そっちこそ何いってんの？いつもしてんじゃん。」
テンションの異常に高い慶次をあしらいつつ、そんなこんなでついた学校。教室はいつもと同じく、いや、何時もよりも賑わっていた。
さて、3年栄進クラスでは、来た面々が、Tシャツを受け取っていた。なんでも、慶次が前もって源先生に頼み、その人の特徴の書いてあるTシャツを1人1枚作ってくれたらしい。
「あ、おはよう、慶次くん、与謝野くん。これいいね、自分今日コレで行くわ。ありがと、慶次くん。」
楽しげに見せられたTシャツには、"空気が読めない"と書いてあった。それでいいのか、祥室。教室の中では、それぞれがTシャツと向き合って、色んな表情をしている。
「要も着てみろよ。」
いつの間にか、慶次は"傾奇者参上！"と書かれたTシャツを着ており、畳まれたTシャツを差し出していた。
それを受け取って開いて、俺は絶句した。
Tシャツには、"剣道命♥"と書かれていた。こんなの着れるか。恥ずかしい。目の前では慶次がニヤニヤとこちらを見ていた。
「作ったの、慶次だったな。」
「おう！要ぴったりだろ！」
「許さないからね。」
覚えとけよ慶次。心のなかで不穏な言葉を吐き、頭ではどう仕返ししようか考える。けどまぁ、体育祭だし、コレくらいなら許してやるか。…仕返しは絶対にするけど。
楽しい一日の始まりだ。
ーーーーー
今回、体育祭の話を書かせていただきましたが、この、体育祭の話でリレーをしていただいても構いません。流して、違う話を書いてもらっても構いません。
これからも、合作をお楽しみください。
ちょこっとイラスト。Tシャツと要と慶次
注：10分クオリティ
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TENN - 更新失礼致しました。 (7月24日 22時) (
レス) id: 62190880e4 (このIDを非表示/違反報告)
象 - 更新しました (2023年2月16日 23時) (レス) id: b1451b29dc (このIDを非表示/違反報告)
雪 - 小鳥遊ふゆうさん» ありがとうございます！本編も裏話もかわいい…！りんちゃんも敦盛くんもゴスロリ似合いそうですね！絶対かわいい…！ (2023年2月13日 17時) (レス) @page9 id: e773ddd9f3 (このIDを非表示/違反報告)
小鳥遊ふゆう - 更新失礼しました！ (2023年2月13日 16時) (レス) id: 8d5fbbd3ac (このIDを非表示/違反報告)
雪 - 小鳥遊ふゆうさん» 了解しました！更新ありがとうございます！ (2023年2月13日 7時) (レス) @page8 id: e773ddd9f3 (このIDを非表示/違反報告)
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