いざ、調理実習！3年生ver.【小鳥遊ふゆう】 ページ6
１年生が調理実習に励んだ数日後、栄進の３年生もパンケーキ作りを行っていた
１年生と同様だが、料理は性格だったり、良い意味でも悪い意味でも意外な一面が見ることが出来るもので_______
「慶次って料理出来るんだね」
「うち、力強いで卵割るの下手やったり色々力任せにするって思っとった 慶次って短気なとこあるし」
「酷ぇな…要と巴って俺にどんなイメージ持っとるんだよ」
要と巴は同じグループの慶次に「意外」と言わんばかりの視線を向ける
慶次は少しムッとして拗ねたような表情を浮かべた
「珠ー… 珠も要達に何か言ってやってくれ」「え？」
長い髪をお団子にして、黙々と料理をしていた珠に声をかける
しかし生憎状況が頭に入ってこなかった珠は顔を上げると目をぱちくりさせた
「慶次が料理出来るのって意外だよねって話をしとったんやお」
「それで慶次が『酷ぇな』って拗ねて細川に話を振ったんだよ 細川はどう思う？」
「んー、と」
「拗ねとらんし」と言う慶次をよそに少し考え、再び口を開いた
「個人的にはどちらとも言えないけど、意外でもいいんじゃないかなっていうのが私の意見ね
えぇと…ギャップ萌え？の要素になるって聞いたことがあるし…」
「私はそういうの、凄く素敵だと思う 料理している時の慶次君、真剣でカッコよかったしね」
真剣に料理をする姿は実際とてもカッコよかったし、「だから拗ねなくていいと思うわ」と励ます(？)つもりで言ったのだが他の３人が数秒間固まってしまった
「……あ、言ってることが話題と逸れていたかしら ごめんね」
「大丈夫 100点満点の答えやで」「慶次には特に」
「良うできました」と言って巴が珠の頭を撫でる
「何が…？」と困惑したのは珠の中に秘めておいた
その後皆で各々のパンケーキを味見して、３年生最初の調理実習を平和に終えた
___________________________
「慶次 気持ちは分からなくもないから帰ってきて」「いや…あれ言われたら流石に無理だわ」
巴が珠の頭を撫でている時、要は中々戻ってこない慶次の目の前で「おーい」と手を振った
「只でさえ髪型変えとるというのに…」
「後で『可愛かった』とか『似合ってた』って言ってあげたら？」「言えたら苦労しねぇよ」
２人がこんなやり取りをしていたことはここだけの話
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TENN - 更新失礼致しました。 (7月24日 22時) (
レス) id: 62190880e4 (このIDを非表示/違反報告)
象 - 更新しました (2023年2月16日 23時) (レス) id: b1451b29dc (このIDを非表示/違反報告)
雪 - 小鳥遊ふゆうさん» ありがとうございます！本編も裏話もかわいい…！りんちゃんも敦盛くんもゴスロリ似合いそうですね！絶対かわいい…！ (2023年2月13日 17時) (レス) @page9 id: e773ddd9f3 (このIDを非表示/違反報告)
小鳥遊ふゆう - 更新失礼しました！ (2023年2月13日 16時) (レス) id: 8d5fbbd3ac (このIDを非表示/違反報告)
雪 - 小鳥遊ふゆうさん» 了解しました！更新ありがとうございます！ (2023年2月13日 7時) (レス) @page8 id: e773ddd9f3 (このIDを非表示/違反報告)
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