個性、超能力の少女は爆豪とよくケンカします【爆豪勝己】2 (ページ44)

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目が覚めてから聞いた。それは私の注目を集める効果によってTVで多く取り上げられたらしい

その時、私の事も説明されたらしい、敵の8割の動きを封じて捕らえることができたという事、

サキを無傷で済ませた事、近くにいた人にテレパスを送った事、

でも私はそんな事、どうでもよくなっていた。きっとこの時、雄英にも知られたのだろう

試験の日、推薦者よりも特別扱いをされていた。障害物競走は私は受けなくても良いことになっていた

私は特別…そう言われるのが嫌だった

確かに普通に推薦の試験を受けていたら1秒もかからず1位決定だろう。だから私だけ特別に別の試験だったのだ

それは強いから…みんな決まってそう答える、でも…

『…友達一人救えないじゃないか…』

あふれだす涙、病室ですすり泣いた。サクラの寂しそうな顔が最後

ニュースでは誘拐になっていた

『何が…最強だ…』

『何で！何で！どうしたらいいの！』

医「目が覚めましたか…」

慌てて変身を使って笑顔を張り付ける

『あ、騒いでしまってすみません』

医「サキさんも起きています、体に問題はないので今日退院できます」

『はい！』

張り付けた笑顔でそう答えた

変身って便利だな…