個性、超能力の少女は爆豪とよくケンカします【爆豪勝己】2 (ページ1)

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私が幼稚園児ほどの年齢の頃から勝己の存在がずっと大切だった＿＿＿

母「まだAに個性が出る可能性は0ではないわね」

父「あぁ、もしかしたら個性が出るかもしれないしな」

『勝己の所行ってくる！』

「「行ってらっしゃい、気を付けてね」」

お母さんとお父さんに見送られて私は外へ出た。すると一日一回は会う奴勝己がいた

か「おー！A！今からみんなで公園行くぞ、来るか？」

『うん、行く！』

勝己とは昔から家が近く、両親同士が仲が良かったのでよく一緒にいた。というか、同じ日に生まれたんだから奇跡って凄いよね

か「俺、そろそろ個性出るかもしんねえ！」

ワクワクしながら言う勝己の隣に立ち、話し出す

『いいなー私はきっと無個性だよ…』

か「何でだ？」

『お母さんとお父さんが無個性なの』

か「じゃあ、俺がヒーローになってAを守ってやる！覚えとけよ！」

『うん！…勝己と一緒に戦ってみたかったな…』

か「"個性"まだ出るかもしれねェだろ？あと何年か待ちやがれ」

か「みんないるかー？遊ぼうぜ！」

さり気なくカッコいい事を言う勝己にいつもついて行った。傍にいるのが好きだった

モブ「おにごっこしよーぜ！」

出「僕もやる！」

出久とも家が近かったよね。よく三人で一緒に他の子たちと遊んでいた

モブ「いーち、にーい、さーん…」

モブ「いくよー！」

次々と捕まっていく中、私と勝己だけが捕まっていなかった

か「やっぱAは足はえーな！」

『勝己も速いじゃん。私も負けたくないな…』

逃げながらそんな会話もして、余裕の表情だった。私は無個性のはずだが、運動神経だけは昔から特に優れていた。

モブ「タッチ！」

『あー捕まっちゃった。個性使うなんてずるいよ…』

モブ「だっておめーら速いんだもん！」

もちろん所詮小さな体の女なんだ。無敵ではない。勝己は凄いな。まだ捕まってないや

私もあんな風になりたいな。と思っていたのはこの頃からずっと＿＿