か わ い い あ の 子 の 秘 密 【2】【YouTuber】

秘密【37】 ページ6

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マホトside




『まほっちゃん』


「お、A」


部屋に篭ってパソコンと睨めっこしてると扉からAが顔を覗かせた。


『編集してるの？』


「うん」


『そばにいていい？』


「…いいよ、おいで」


平然装ってるけど心臓はうるさい。

そばにいていい？って、かわいすぎか…。


「リビングじゃなくていいの？相馬達いる方が楽しいと思うけど」


『んーん、まほっちゃんと一緒にいたいの』


「そっか」


俺の邪魔をしない様に隣で静かにパソコンを見つめてる。緊張して集中できない…。


パタン、と画面を閉じると不思議そうな顔で俺の顔を見つめた。


『終わったの？』


「終わってない」


『邪魔だった…？』


「お前が可愛いすぎて集中できませーん」


『…？』


「あー…癒される…、」


『私なんかで癒されるならいくらでも癒してあげるよ、』


ぎゅうっと抱きしめると笑いながらそう言うA。

自分の魅力わかってないな、こいつ。


「…すき」


軽く口付けする。柔らかい唇が気持ち良くてもう一度重ねた。

それに応えるように俺の首に手を回してる、


『っ、まほ、と…』


こんな時だけ名前呼びとかズルいなぁ。

もっと先の事までしたくなるじゃん。



「声、出したらサグワ達にバレるから、」


『…ひゃっ、』



赤い顔で瞳を潤ませながら俺の手を握る。


時々漏れる甘い声が俺の理性を壊していった。









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