か わ い い あ の 子 の 秘 密 【2】【YouTuber】

秘密【49】 ページ18

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カンタside




「Aちゃん」


『なぁに？』


「ほんとに俺でいいの？」


クリスマス当日、にも関わらず俺の家にいるAちゃん。

きっと彼女の事だから今日お誘いは沢山あったはずなのに。


『ん〜、私はカンタくんと過ごしたいの。だめ？』

「ダメじゃない、です…」


上目遣いで俺の方を見るもんだからつい可愛くて敬語になってしまう。


『かんたくん、こっち来て？』


自分の隣をぽんぽん、と叩く。素直にそこに座ると俺にぴったりとくっついた。

どきどきの音、伝わりそうで少し怖いなぁ。


『お家で過ごすクリスマスも悪くないよね』

「そ、だね」


普通だったら一人で家にいてもつまらないけど今日はAちゃんがいるから特別に感じる。

俺、どんだけ好きなんだよ…。


『ふふ、カンタくん顔赤いよ？』


ぎくり、として自分の頬を触ると確かに熱かった。やばい、恥ずかし…

女の子とクリスマス過ごすなんて初めてだしなんかもう、どうしたらいいかわかんないや。

Aちゃんに顔を向けると視線が合った。まじまじと見つめると色んな事を考えてしまう。

まつ毛、長いなぁ。とか

肌綺麗だなぁ。とか

…キス、したいなぁ。とか。


『そんな見ないで、恥ずかしい、』


気がつくと俺と同じく頬を赤らめた様子のAちゃん。

…何でこんなに可愛いんだろう。


「ね、」

『？』

「キス、してもいいかな」

『…いい、よ？』


Aちゃんのほんのりと熱い頬を抑える。

震えそうな声を押し殺して、そっとキスをした。







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１日遅れでごめんなさい…！！

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